ネコになりたかったクモのルイージ

  • 岩崎書店 (2024年1月29日発売)
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本 ・本 (38ページ) / ISBN・EAN: 9784265852208

作品紹介・あらすじ

仔猫がほしいと思っていたベティおばさんの家に入りこんだクモ。
ルイージと名づけられ、おばさんがのぞんでいたネコになりきっていました。ところがある日…。

『としょかんライオン』の作・絵コンビによる、17年ぶりの新作!
毛がもじゃもじゃの大きなクモと、大きい家にひとりでくらしているベティおばさんの、
心があったかくなるおはなしです。

感想・レビュー・書評

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  • Cover Reveal: LUIGI, THE SPIDER WHO WANTED TO BE A KITTEN by Michelle Knudsen and Kevin Hawkes
    https://100scopenotes.com/2023/07/06/cover-reveal-luigi-the-spider-who-wanted-to-be-a-kitten-by-michelle-knudsen-and-kevin-hawkes/

    Michelle Knudsen - Welcome
    https://www.michelleknudsen.com/index.htm

    Kevin Hawkes | Portland Maine| Kevin Hawkes Author and Illustrator
    https://www.kevinhawkes.com/

    ネコになりたかったクモのルイージ - 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。
    https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10044614.html

    「としょかんライオン」の著者の一冊

  • 〝ある日、毛がもじゃもじゃの大きなクモが、棲むところを探していました。「この古い家はどうだろう? ここならきっと隠れるのにぴったりな、薄暗い隅っこが見つかりそうだな」・・・。 仔猫が欲しいと思っていたベティおばさんの家に入りこんだクモ・・・<ルイージ>と名づけられて、おばさんが望んでいたネコになりきっていました。ところが、ある日のこと…〟『としょかんライオン』の作・絵のコンビによる、毛がもじゃもじゃのネコみたいな大きなクモと、独りで暮らすベティおばさんの、心温まるお話絵本。

  • 「としょかんライオン」は私の中で大好きな絵本ランキング上位に君臨しつづけますが、この本が同じ方が書いた本だと知ったとき、ああ…やはり…と思いました。

    心がじーんとなる本です。
    大人が読んでも、深く考えさせられます。

    繊細なやさしいタッチ
    クモの心のやさしさ
    おばさんの心のやさしさ

    全てがやさしくて、心があたたまります。

    定期的に読み返したい絵本です。

  • R6年度読書感想画指定図書 低

  • おばあさんベティの家に移り住んだクモ。
    おばあさんに見つかって、その上ネコと間違えられ、ルイージという名前をつけられる。
    ネコのように振る舞うけれど、ネコらしくいるために、クモとしてやりたいことを我慢している部分も多い。
    おばあさんの友達に紹介されて、おばあさんがネコではなく、クモだと気づいていることを知る。
    ありのまま、クモとしておばあさんと過ごすことに。

    ネコらしくするクモもかわいいけれど…。
    クモのままでもいいと認めてくれたところは泣ける。

  • 古い家に住むおばあさんと一緒に暮らすために、ネコのふりをするクモの話。クモの様子が可愛らしいけれど、これが2年生にウケるかというと…?自分らしく生きていいというメッセージ性あり。

  • 「としょかんライオン」と同じ作者と絵の人……ということが本を開くと書いてあった。
    としょかんライオン、読んだのを思い出した。本作に入る前に作者さんや絵師さん、訳者さんのエピソードが書いてあった。作者さんの実際のエピソードを元に書かれた本ということが分かる。
    こういうの読んでるだけでワクワクしちゃう。

    古そうな家に潜り込んだクモが子ネコに間違われてベティと一緒に過ごす物語。クモはルイージと名付けられ、食事して一緒に遊ぶ。最初は乗り気でなかったルイージもそれが楽しくなってきて、ネコのふりをしてベティと一緒に過ごす。やがて、自分が『クモ』ということがバレてしまい……。

    ほんわかする物語は『としょかんライオン』と変わらない。そして、最後まで優しくてほんわかする。絵柄も優しくて、ネコになるために足を耳やしっぽに見立てているクモの絵は楽しかった。

    ごちそうさまでした。

  • 蜘蛛の寂しさからの勇気、
    おばさんの優しさ
    がほんわかいい^ ^

    最後にちゃんと
    あなたのままでいいのよ
    猫じゃなくてあなたがよかったんだわ
    ってのもよかった。
    一緒にいたから思えたことにほわっ♡

  • ルイージ良かったね

  • 2024年読書感想画低学年の部指定図書。

    ネコを買いたかったおばさんの家にやってきたクモ。おばさんがネコと間違えてお世話をしてくれる。かまってもらうのが心地よく、巣をはったりすみっこで暮らしたりを我慢してネコのふりをする。
    ありのままの姿を受け入れてもらえてよかった。

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