青い目の人形物語 (1) 平和への願い アメリカ編

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 20
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265860197

作品紹介・あらすじ

日米友好の証として贈られる青い目の人形。壮行会が行われるサンフランシスコで母に会いたい。そのために学校一の手紙を書いて代表に選ばれるべく奮闘した少女の心の軌跡。

感想・レビュー・書評

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  • 1927年、日米関係の悪化を心配したアメリカ人宣教師の呼びかけで、全米から約1万3千体の人形が日米友好の親善使節として日本へ送られました。その史実を基にした物語です。人形「エミリー・グレース」と共に送られる手紙を学校でいちばんうまく書けた生徒は、サンフランシスコで行われる壮行会に参加できると聞き、11歳のレキシーはなんとしても自分がと決意します。サンフランシスコには離れて暮らす最愛の母が住んでいるからです。人形を先生の下宿から持ち出してしまったり、せっかく書いた手紙を盗作されてしまったり…レキシーは壮行会に参加することが、そして最愛の母に会う事ができるのでしょうか。
    「アメリカ編」とあるように、物語は第二巻「日本編」へと続きます。

  •  ポートランドに住むレキシー(11歳)。1926年、アメリカから日本に「友情の人形」を送るという取り組みがあった。その話を元にしたお話。

  • 主人公が真っ直ぐで公正なので気持ちよく読めた。

  • 1926年、アメリカの少女レキシ-は、歌手である母と離れて祖父母と暮らしていた。友情の証として日本に贈る人形に添える手紙を一番うまく書いた生徒が、人形と一緒に母のいるサンフランシスコに行けると知ったレキシ-は、自分が一番の手紙を書こうと決意する。そのためには、その人形にふれて、人形の気持ちをしらなくっちゃ。先生が大切にしまった人形を持ちだしてしまい、レキシ-は困ったことになってしまうが…。
    人形をめぐって、愛情を示すことが苦手な祖母との関係が少しずつ変化し始める。行動的で、いささか突っ走り気味のレキシ-とともにハラハラしながら読む本です。

  • 太平洋戦争が始まる15年ほど前、緊張し始めた日本とアメリカの友好を願い、青い目の人形が日本の子ども達に贈られることになった。

    レキシ―のクラスも、募金をしたりクッキー作りを手伝ったりして、購入した人形を贈ることになった。
    そして、人形に添えられる手紙を一番上手に書けた子が、サンフランシスコで行われる「お別れパーティー」に招待されると聞いたレキシ―は、離れて暮らす母親に会えるチャンスだと考えた。

    人形をこの手に抱いてみなければ、気持ちのこもった手紙を書けないと思ったレキシ―は、先生の部屋に無断で入ってしまう。
    しかし先生に見つかり、罰を与えられることになった。

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著者プロフィール

【シャーリー・パレントー・ぶん】  アメリカの作家。絵本『おすわりくまちゃん』『おやすみくまちゃん』(岩崎書店)からヤングアダルト向けのSF、女性向けの小説まで多くの作品を手がける。

「2014年 『おめでとうくまちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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