はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

著者 :
  • 岩崎書店
4.15
  • (175)
  • (91)
  • (100)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 1864
感想 : 135
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265916139

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小学生の時に読んだ懐かしい本
    やっぱり面白い。シリーズがあるのは知らなかった。

  • 子供の時読んで面白かった記憶があり、年取った今、読み返してもやっぱりめちゃくちゃ面白い!名作だ。

  • もう古典といっていい、「名作」ですね。
    今回作者のあとがきに共感
    「・・・自分の感じたこと、考えたことはちゃんといえるようにならなくちゃいけない。
    ばかなことをはっきりいえなくちゃいけない。
    人に笑われても、おこられてもいいんだ。・・・」
    あとがきだけでも、子どもに読ませたいです。

  • 小学生の時に読んで以来久しぶりに再読。
    なんだかとても読みたくなって。
    面白かったー!!ああ、そうだ、私は子どもの頃えんぴつの天ぷらがとても美味しそうに思えて、憧れていたのを思い出した。
    しかし食べたお父さん、おなかこわしてるのね(笑)そこは記憶がなかった。
    小2の息子に読んだら、ぶただらけ喜んでた。一緒に読めてよかった。

  • 絵本や図鑑以外で、子どもが初めて一人で読み切った本。2023年9月29日のこと。嬉しすぎて記録をつけるきっかけに。私自身も子どもの頃に読んだなぁ。やっぱりおもしろい。

  • お母さんのくびが伸びるところが面白かったです。

  • 小学生の時に読んだ本を再読。
    和子先生の「日記というのは、人に見せるものじゃないのよ。だから、こんどからは、先生にも見せなくていいわ。」というセリフが、子供心に新鮮で、印象深かった。
    ストーリーはあまり覚えていなかったが、えんぴつの天ぷらをバリバリ食べるのはよく覚えていた。えんぴつは食べたことがないが、なんだか味が想像できるような気がする。かわりに、近々トッポを食べることにしよう。
    煙霧のマークが豚の鼻みたい、というのが面白い。それと、則安君の十円やす、というあだなの由来はなんだろう?和子先生まで、「十円やすさん」と呼んでいた!

    あとがきのメッセージが、とてもよかった。絶対何度も読んでいたのにすっかり忘れていた。再読してよかった。

  • とても面白くて楽しい絵本でした。

    明日の日記をかいたら、本当に明日のことがその日記と同じようになっちゃった...。日記にはどんなことが書かれていたのだろう、題名がはれときどきぶたなのはなんでだろうと思ったら、買ってみて、読んでたしかめて下さい。面白くて本当に出来るの?というぐらいの面白さの時もあって、どきどきして楽しくて面白い絵本でした。

    またいつか物語の内容を忘れた時に読もうと思っています。

  • 明日の日記、書いてみたい。

  • こういうわけわかんない話、大好き。

  • 母さんに日記を見られてしまった則安は、めちゃくちゃな“あしたの日記”を書いて、母さんをぎゃふんといわせてやろうとします。
    すると、次の日からへんなことが次々と起こり…?

    小学校で読んで以来かな?
    すごく久しぶりに読みました。
    当時も面白くて、とても話題になっていた覚えがあるけれど、発行年を見たら、当時も新刊ではないのですね。小学校の時、課題図書にでもなっていたのかな?
    荒唐無稽の物語は、今読むと、なんでなんで?と疑問に思ったりもするけれど(だいぶ夢がなくなっているようです。が、鉛筆を食べてしまったお父さんの胃が心配で…)、物語の収束の仕方と最後のオチは秀逸。
    今の子が読んでもきっと面白いと思います。

    そして、大人の私には、作者のあとがきがとてもよかったです。
    多数決がいつも正しいとは限らない。
    『だから、自分の感じこと、考えたことはちゃんといえるようにならなくちゃいけない。(略)だから、いまのうちから、いろんなことを考えることのできる頭をつくっておくことだ。
    きみもあしたの日記を書いてみよう。』
    と結ぶあとがきは、頭の固くなってしまった大人の私には、物語の面白さそのものを味わう以上に、納得のいく秀逸な結びに思えました。

  • 最近Twitterで「図書給食」なる言葉を知ったのですが、なんと、“絵本に登場した食べ物を再現して給食で食べちゃう”という、夢のような取り組みらしいのです。そんなの絶対楽しいに決まってる……!
    その図書給食で伝説の「えんぴつの天ぷら」(実際にはカボチャやゴボウを鉛筆状にしたものだったそうですが)が出されたと聞き、居ても立っても居られなくなって近所の図書館に駆け込みました。

    毎日日記をつけていることが自慢の主人公・十円やす。
    その日記をお母さんがこっそり覗いている事に憤慨した彼は、メチャクチャな「あしたの日記」を書いて、お母さんをぎゃふんと言わせる事を決意する……。

    実に30年振りの再読でしたが、なぜだろう、子どもの頃より大人になった今の方が面白く感じました。
    十円やすの日記がとにかくすごい。「おできはれ子のばかたれ おできがはれてしまえ。」って、なんちゅうパワーワードか。
    「えんぴつの天ぷら」のみならず、タイトルの「はれときどきぶた」や団子が詰まるエピソードなどなど、懐かしくて面白い、しかもちょっと優しいホラのオンパレード。誰も傷つけないウソは、ついつい笑顔になってしまいます。

    また、子どもの頃は恐らく読み飛ばしていたと思われる作者・矢玉四郎氏のあとがき「あしたの日記を書こう」、めちゃめちゃシビれました。
    多数決って便利だけど必ずしも正しいとは限らない(現実に、多数が間違っていてひとりだけ正しかったという事もある)から、笑われても怒られてもいい、自分の感じた事や考えた事をしっかり言葉にできる大人になろう!そのための頭を子どものうちから作っておこう!
    ↑読みながら何度も頷いてしまいましたー。

    私の子ども時代はとっくの昔に過ぎてしまったけど、今まさに幼児期を謳歌している娘は、いつかこの本をどんな風に読むのかな?と秘かに楽しみだったり。
    1980年の本ですが、まだまだ読み継がれる名作だと思います!

  • 再読
    畠山則安(10円やす)くん懐かしい……
    鉛筆の天ぷらも……

    なんか今読むと、優しい世界だなあ…。

  • 子供の頃、気に入って読んでいて話を何と無く覚えていた。
    幼稚園へ娘を送る道すがらこの話をしたら、娘が大層喜んだので、本を借りてきて読んで上げた。

    懐かしく楽しい読書の時間を過ごした。

  • およそ30年前の愛読書。人生の方向性をおよそ定めてくれた魂の一冊。

    自分が読んでたのはたぶん低学年の頃だろうなぁとは思いつつ、5歳3歳にためしに読み聞かせしてみました。

    文字ばっかりで長いし、途中で飽きるかなぁとの心配をよそに「へび!ギャハハハハ!」「えんぴつ、食べれないから!ギャハハハハ!」と突拍子もない「あしたの日記」に大喜び。ちゃんと笑いのツボも伝わって、あっという間^^ ちょうどあしたの日記の2日目が上の子の誕生日だったという偶然も重なって、お気に入りになった模様。

    クライマックスの「あの日」の日記に、ひきつけを起こすんじゃないかってくらいウケてました。

    長いかな?とは思ったけどまぁ途中脱線しながらでも30分あれば十分です。

  • みにぴ 2011.04.23

  • 本当に不思議なことはあったのか知りたい
    日記に嘘を書いたのに次の日そのことが本当になってびっくりした

  • めちゃくちゃ面白い。子どもの頃に読んだ本ですが、今見ても笑えます。

  • こどもの本を拝借。懐かしく思い読む。

    やっぱりハチャメチャで面白い。
    また、あとがきが良い。

  • ぼくも、明日の、日記を書きたいと、思った。

  • まだちょっと早かったかも。子には刺さらなかった様子。

  • 大人も子どもも楽しく一気に読み終えました。

  • にっきは、その日にあったことをかくものなのに、へんなお話だなとおもった。

  • £3

  • 子供の頃読んだ本はなぜこんなにも懐かしく心に残るのだろう!
    豚が降るという奇想天外、子供だからこそ想像力をかき立てるような出来事が好き。
    明日の日記を書くという事で、想像力を創造していくというなんとも自然な形の導き方がこの本のいい所。

  • 小学生の時好きだった本、子どもにも読ませたら、ゲラゲラ笑いながら読んでいました。

  • エッセイで小説家の方が
    好きな本として紹介していたので
    存在は知っていたけど初読み。

    自由な想像力と日記を続けられるって
    地味にすごいこと。

  • 息子7歳0ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム
    その他 

    息子にいつか読んでもらいたい本。
    そして早すぎた〜。
    「積読」にしておく。

  • 子どもの頃から知っていたタイトルでしたが、大人になってから初めて読みました。こうなったら面白いが、たっぷり詰まっています。創造力ってこうやって育まれていくんだろうなぁ。

  • 5歳10ヶ月
    面白くて大笑い。

全135件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

【矢玉四郎・著】  大分県別府市に生まれる。作家、画家。日本児童出版美術家連盟(童美連)・日本文藝家協会会員。作品に『はれときどきぶた』『はれたまたまこぶた』などの、はれぶたシリーズ。『はれぶたぶんこ』10巻、版画絵本『じろきちおおかみ』(以上岩崎書店)『おべんとうのえんそく』(教育画劇)『おばけうんどうかい』(PHP研究所)『まほうおしっこシーコッコ』(文研出版)保育絵本『ぶらんこぶーちゃん』(ひさかたチャイルド)など多数。仏道修行中。趣味は尺八。

「2014年 『時計がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢玉四郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×