ぬすまれたタイムマシン (冒険ファンタジー名作選 5)

  • 岩崎書店 (2003年10月1日発売)
2.80
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 16
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784265951253

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  HP更新しました。

    ~20世紀少年少女SFクラブ~
    版違いや完訳版と読み比べるとより面白い!
    【ぬすまれたタイムマシン】カミングス
      https://sfklubo.net/the_shadow_girl/
     https://sfkid.seesaa.net/article/501086743.html


     この岩崎書店版は2003年に絵を替えて再販されました。今の時代はこんな画風なんですね。私の子ども時代とまるっきり違っています。

     縮約版を読んでから完訳版を読んで読み比べるのが大人の読書の楽しみ方です。
     本作品を子ども時代に岩崎書店の南山宏版で楽しまれた方も多いはずです。そのような皆様、この機会に南山版を再読し、ついでに完訳版を読んで読み比べてみてはどうでしょうか。

     ところで本作品のタイトルの原題は「The Shadow Girl」ですが、日本では色々なタイトルになっています。
     最初「エスエフ世界の名作」(赤い表紙版)で『時間ちょう特急』として出ましたが、次に「SFこども図書館」(黄色い表紙版)で『時間けいさつ官』と改訂されました。
     2003年に絵を変えて改訂されて出た「冒険ファンタジー名作選」では『ぬすまれたタイムマシン』となりました。
     3つの版で3回タイトルが変わっているという数奇な運命です。なお、完訳版では『時の塔』です。

  • 「百万の太陽」と同じ御米椎のイラストで、その画風の違いに驚いた一冊。もう完璧に萌えキャラじゃん。

    ストーリーそのものはあまりにアメリカンな時間SFで、因果律やタイムパラドックス全無視。
    伏線回収のパズル的要素が全く無いため未来に行こうが過去に行こうが異世界探検と大差ない。
    最後に「核を超える超兵器」を持ち出して決着をつける点がまたアメリカンだが、その入手方法があまりにも雑。
    何だかわからない暗号を解いてその超兵器がある時代に飛び、自分たちが解いた暗号をタイムカプセルに埋めて過去(その時点から見れば未来)の自分達に託す・・・ぐらいの演出が欲しかったのに。

  • 1930〜1940頃の作家。

  • レイ・カミングス。ハヤカワSF文庫で積読。こんな小説をかいていた人なのね。

  • 2011年8月28日

    <The Shadow Girl>

全5件中 1 - 5件を表示

レイ・カミングスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×