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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784265951352
感想・レビュー・書評
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ロボと言えばアシモフだが本書は別人の作。
そして言っちゃ悪いがアシモフのロボットと比べると見劣りする点は否めない。
主人公であるロボット(レックスと呼ばれる)が一人称で語るという体裁は珍しいと言うか当時としては新しかったと思うが、ロボの思考が人間そのものでSF的な工夫が無い。
ぶっちゃけ、このロボットを黒人奴隷に置き換えてもストーリー的にはほとんど支障が無い。
せいぜいロボットは空気の薄い惑星・衛星でも宇宙服を必要としないが黒人奴隷には必要・・・というぐらいの違いしかない。
その辺は翻訳者も心得ていたようで「アンクル・トムの小屋」を引き合いに出したりしている。
勿論アシモフのロボットも奴隷が労働者階級になっただけで根本的には大差無いと言えば無いのだが、ロボットの思考を最後まで秘匿する事で不気味さと神秘性を出していた。
むしろ本作は木星から地球へ栄転となった金持ち一家の親父がそれまで使っていたロボットを木星(正確にはその衛星ガニメデ)で売り払って地球で新品のロボットを買おうとしたのに対して息子が反発するという話である。
コレって引っ越しの度にペットを捨てて新しいのを飼う現代人に共通するものがあると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、表紙が70年代っぽいデザインで、いいね!ロボットっていうか、人間やん!な感情を持ったロボットの一人称で語られる物語。これは微笑ましかったな。
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小一のとき、学級文庫にあったこれをよみしだくことに優越感を感じたことがあやまりのはじまり。
中尾明の作品
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