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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784267011603
作品紹介・あらすじ
森羅万象の根源を問う畢生の大作。卓抜な論理と470点を超える多彩な図版によって奔騰するイメージは、かつてない生成のダイナミズムの扉を拓く。『見えるものとの対話』『芸術の魂』に続く著者三部作ここに完結する。
感想・レビュー・書評
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流れるようにことばが続く。
かたちと力をめぐって、イメージが多用される。芸術、自然科学(物理、数学、化学、生物)、哲学が縦横無尽に引用される。それらが分かっているとより楽しめる。
図版が楽しいが、記述はくどい。
最後は物質、享楽社会を批判し、生命の方向を訴える。
メモ
・p149 芸術作品に耽溺することで現実の見え方が変わる。
・p560 フェルメール、クロードロランの均衡の中の時間性。精神の拮抗関係。ドラクロア。
・p617 芸術の存在意義詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょうど、20年前か、、、
市の中央図書館の新入荷の棚に辞書みたいな厚みの
一見変わった書籍を見つけた。
カラーを含め多くの図版が掲載されていて
とても興味を引いた。
すぐに借りて、のめり込む様に読んだ。
夏のとても暑い日であった。
・かたちとはなにか?
・世界の成立ちを問うことと芸術を追求して行くことが同義である。
・全てはつながっている。
世界を解釈する方法の多様さに衝撃を受けた。
小生が、芸術関連を志すきっかけとなった書籍。
当時、若輩者であった小生には、1万円の書籍など買えるはずもなく、
著名も著者も、当時の熱い思いもすっかり抜け落ち、
探そうにも手掛りが無く、忘れようと思っていたのだが、
千夜千冊に載ってました。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0140.html
また、読みたいが、
アマゾンでは、現在4万9千円だとさ。。。 -
140夜
欲しい・・・。 -
かたちの力、力のカタチ、カタチと力における万物を巻き込んだ壮大な展開が面白いです。
手元に一冊置いておけば恐い者なし!
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