ブッダ 8 (潮漫画文庫)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267013089

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫による、ブッダの伝記。
    一読する価値はあると思って一気に読了。
    良くも悪くも手塚治虫調というか、手塚治虫節が効いているので、多少の好き嫌いはあるかもしれないです。

  • 大言壮語たいげんそうご 鹿の園 サールナート鹿野苑ろくやおん アナンダ 支度金 堂に入った 金蔵 お縄を頂戴 こうけんやく後見役として 卑小にすぎる悪魔 聖人君子 日出処の天子ひいずるところのてんし 拙著 制度と化した類型的表情 タッタはコーサラに、ルリ王子は奴隷の出生に、アジャセは父王ふおうに「復讐」しようとし、それらの「業」を乗り越える契機として描かれるのはいつも「自己犠牲」なのである。 対他性の彼岸=悟り

  • 前半は鹿野苑の初転法輪、後半は経典編纂の重要参考人にして多聞第一の仏弟子アナンダのお話です。

    『ブッダ』を読んだのは中学の時ですが、始めて読んだのは途中からで、しかもアナンダのお話からだったのを思い出します。解説の夏目房之介氏が仰るように、後見人の女悪魔が色っぽくて、私も好きでした。

  • 物語も佳境。
    アナンダが登場する

  • おすすめ度:85点

    解説:夏目房之介氏
    シッダルタは鹿たちを相手に教えを説く。
    シッダルタは牡牛セブーの物語を話す。
    シッダルタ、コーサラ国王ルイ王子、タッタ、デーパが運命の出会いを果たす。
    決して死なないアナンダが登場する。パンパス刑事がアナンダを追うなか、アナンダはリータと出会う。蛇体の悪女がまたも、アナンダの命を救う。

    第四部
    第5章 鹿野苑
    第6章 牡牛セブーの物語
    第7章 愚者が行く
    第五部
    第1章 アナンダ登場
    第2章 パンパス刑事
    第3章 リータ

  • この巻は何が面白いって解説が面白い。
    解説なのにここまで作品&作者に厳しいコメントしてるの
    初めて読んだ。

    ただ8巻の内容を越えた先の部分まで言及するという
    超掟破りがあるんで少なくとも9巻は読み終わってから
    お読みになる事をお勧めします。

  • 手塚治虫の「ブッダ」は現代の仏伝として分かりやすい。生命や犠牲といった仏教の本質をきちんととらえていて、現代日本人の仏教観の基盤ととてもよく重なる。

  • ストーリー展開はますますおもしろくなってきたが、人物が多様に登場するのでなかなか整理がつかないままどんどん読み進めているといった感じ。
    きちんと整理しながら読むべきだったが、今さら引き返せないので、このまま勢いに任せようと思う。

  • ブッダは、鹿を相手に法を語り、デーパに「越血の術」をほどこす。
    そしてアナンダの登場。

  • 図書館の本

    ブッダの最終巻。
    ブッダも悩み苦しみ、布教しては信頼を得、信頼されては裏切られ、
    そして見えない場所で忠誠をつくされていく。
    みんな根本は一緒。
    自分の中に神がある、のかぁ。
    動物とつながれる力は最後まで不滅だったのか。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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