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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784267013102
感想・レビュー・書評
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教団組成、地位譲渡ってくだりを見るに、釈尊も一人の人間なんだなとふと思う次第
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手塚治虫による、ブッダの伝記。
一読する価値はあると思って一気に読了。
良くも悪くも手塚治虫調というか、手塚治虫節が効いているので、多少の好き嫌いはあるかもしれないです。 -
竹林精舎ちくりんしょうしゃ 托鉢たくはつ 宰相さいしょう ユーデリカ 疫病神 遺髪 憂慮 アジャセの心に ブッダの臨終を見届ける 末世 今のままの未来 菩提樹の下ぼだいじゅのもと 上座 寄進 御布施 風葬か鳥葬 自然の精気の中 宇宙の法則 リータへの供養 洲か浅瀬 ファンシィダンス 恁麼不恁麼いんもふいんも 九拝三拝 読経どっきょう 気持ちは清明としていました しょうじ生死に対する考え方を一変させた夜でした
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アジャセのお話です。とはいえ、子供のアジャセが幽閉されるお話ですが。
舎利弗(シャーリプトラ)と目連(モッガラーナ)がここで初めて登場です。関連で六師外道のサンジャヤも出てきますがまぁ、嫌なやつですねぇ。
不殺生戒(アヒンサー)の話も出てきます。にしても、サンガが形成されてからはかなり時間の流れが速いですねぇ。この辺からブッダが急激に老けていきます。 -
偽妊婦さんの登場などの小さな危機の場面で
何かオロオロするだけで特に対処してない感じなのが
不思議だった。 -
サーリプッタとモッガラーナの登場で組織内での動揺が出てきたので、組織というのを考える上でも大変示唆に富む内容であった。
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10巻では、ブッダをおとしめようと、「ブッダとの子供」を主張する女が出てくる。
また、ブッダがいよいよ旅に出る。 -
~アジャセ~
マガダ国へ入る
↓
コーサラ国へ旅立つ -
『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。
「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。 -
人間としての等身大のブッタの生涯を描いた、伝記漫画。千人もの弟子を持つに至ったブッダが、そのおかげで色々な困難に遭遇する。それを乗り越えたブッダは自分が弟子達にもてはやされ、ブラフマンとの約束を違えていることに気付き、コーサラ国に旅立つ。ブッダを射掛けたアジャセの憎しみが、だんだんと父親に向いて行く様子は、運命の恐ろしさを感じさせられる。人間としての等身大のブッタの生涯を描いた、伝記漫画。
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