読書学

  • 潮出版社 (1993年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784267013331

感想・レビュー・書評

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  •  本著内でボロクソ言はれてゐる奴をググった。アマゾンでも扱ってない。

     これを求めた後、暫くして、山本貴嗣『剣の国のアーニス』を買って、また再読したところ、夏目先生はたかが山本貴嗣作品ごときは目を通してゐるのであった。紹介してゐる所が異常に小さいのである。

     南伸坊先生の本がー  捜すの苦労したけどー 読んでみるとなんか、確かに夏目説が、うん。

     そして、先生は手塚治虫の怨霊に取り憑かれ、マンガに関する凄まじい分析と評論を始めるのであった。

  • 著者はあの文豪夏目漱石の孫らしいのです。ご自分はそのことが凄く嫌だったみたいですが、と同時に人間形成の上で力強く活かされてたんじゃないんでしょうかね。読書好き、本好きが書いた雑学知識を生活の中のものを読書に関してのみアニメを盛り込み書き上げています。実に楽しい本でした。彼は街中歩いていてもつい本屋が目にとまると入ってしまう。本をペラピラめくり、帯の言葉を読むだけでその本を読んだきになる。私と同じだとおもった。共有出来る楽しみがいっぱい詰まっています。とても面白いエッセイです。

  • 読んでいて「あーあるある」とうなずける、ゆるーい読書法の一冊。
    …なのは、主に前半だけでした。
    中ころから、著者の思い入れのある本や漫画の紹介です。それはそれで面白いのだけれど。

  • 読書録「読書学」3

    著者 夏目房之介
    出版 潮出版社

     P154より引用
    “昔から短いジョーク、警句、気のきいた言葉を、映画の登場人
    物のようにサラリと言えたらカッコイイだろうなーと思っていた。


     マンガ、イラスト、マンガ評論、エッセイなど多方面で活躍す
    る著者による、自身の読書法に関するマンガエッセイ。著者は
    夏目漱石の孫。
     著者の漱石全集の使い方から取材に関する話まで、時代を感じ
    させるエピソードが書かれています。

     上記の引用は、皮肉の効いたジョークなどについて書かれた項
    での一文。ジョークというのは頭が良くないとなかなかうまく言
    えないので、私は一度も上手く言えた試しがありません。やはり
    普段の積み重ねや仕込みが、ここぞという時にものをいうのかも
    しれないなと思います。
     半分近くがマンガなので、気軽に読める一冊です。

    ーーーーー

  • 2009/2/13購入

  • 一般的な、ごくありふれた一人の人の読書体験についてつづっているだけです。

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著者プロフィール

漫画コラムニスト、マンガ家、エッセイスト。

「2023年 『高校生と考える 21世紀の突破口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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