- 本 ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267014512
感想・レビュー・書評
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孝行者の徐庶は、母の筆跡をまねた偽手紙に騙され曹操の元へ。劉備は徐庶を手放すことを惜しく思いながらも
快く許す
徐庶は劉備に隆中に住む大賢人を訪ねるように言い置いて去る
徐庶が勧めたこの人こそ伏龍、鳳雛のどちらかを得れば天下を手中に収めることができるという伏龍、諸葛孔明だった
曹操に養われている徐庶の母は、久しぶりに会えた息子との再会を喜びながらも曹操の企みを見抜けない我が子の愚かさを嘆き自害してしまう
似たような場面は以前にもあった。劉備が母を思い1年間働いたお金で買ったお茶を土産に故郷に帰った時も、心を鬼にして、大志を果たすまでは帰ってくるなと追い返す場面だ
関羽と張飛を伴い孔明の廬を何度も訪ね、やっとのことで劉備の元へ行くことを承諾する
始終孔明を離さない劉備に嫉妬する張飛と関羽が可愛い
孔明の軍師としての采配は、曹操の大軍を右往左往させ
る
いよいよ天下三分の計が動き出す詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徐庶と孔明。二人いたら、また違った歴史になったかも。演義しかないが、孔明のすごさがわかる博望坡
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劉備玄徳の前に、いよいよ賢者らの登場です。水鏡先生こと司馬徽(しばき)、徐庶(じょしょ)、そして三顧の礼に応えた諸葛孔明(しょかつこうめい)が、民を憂え国を思う劉備を支える絶大な力となるのでした。荊州を治める劉表(りゅうひょう)は、病床で劉備を後継者となるよう懇願しますが、子息を差し置いての帝位には承諾しかねます。ついにはお家騒動となり、劉表が病死すると曹操軍の攻略が始まるのでした。劉備は曹操の野望を砕くため、孔明の知略に請い従い、荊州と益州の西蜀54州を治めるべく孤軍奮闘を続けるのでした。
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。 -
玄徳はすごいことをする人だな〜と思いました。
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孔明ただただ強し
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劉備は偽書によって大切な軍師を失う。
そして徐庶は大切な君主とかけがえのない母を失う。
徐庶の置き土産は諸葛孔明との出会い。
三顧の礼のシーンは名場面だ。
桃園の誓いを思い出す。
ここであの有名な「天下三分の計」が示されるのか。
あとがきにある、シブサワコウの言葉
「三国志は人たらしの物語」に深くうなずく。
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横山光輝の作品





