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本 ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784267014536
感想・レビュー・書評
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曹操の率いる大軍を前に、劉備に仕える孔明は、周瑜(しゅうゆ)の水軍 による曹操船団の焼打ちの策略(火責めの計)を仕掛けるのでした。ここに知る人ぞ知る〝赤壁の戦い(湖北省)〟が繰広げられ、曹操軍は大敗を期し逃げ落ちる他ありませんでした。曹操が南群の城に辿り着くまでに、孔明が手配した趙雲、張飛らの待ち伏せに出会いますが、任侠に厚い関羽は、手負いの曹操を見逃すのでした。これも孔明が洞察したとおりの結果でした。『三国志』の奥の深いところです。
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赤壁。栄枯盛衰がわかりますが、曹操が、ここで滅びなかったのが凄い。
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。 -
戦闘があまりないな〜と思いました。
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赤壁の戦いきたー!!
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感想とか全然アップできてないのに、既に三顧の礼も終わって、赤壁まで行っちゃったよ…諸葛亮を幾度となく暗殺し損う周瑜も十分がっかりだけど、曹操を討たずに逃がした関羽は、蜀の滅亡については最大の戦犯だと思ってる。馬謖は斬ることになるのに、この時の関羽は「それは最初から計算に入れていた」扱いの孔明を信用しちゃいかんと思うし。それにしても、生き汚い曹操がこの中ではまだ好感が持てるあたり、『三国志』って病んでるよねえ…周瑜も、横山版では決して爽快でもなければ悲壮でも無いし。孔明にいいように侮られて利用されて…
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30万人の犠牲者を出した、
あの赤壁の戦い、レッドクリフ!の巻。
程昱はかしこい。
蔡瑁 蔡和 蔡中は、損な役回りだなあ。
袁術の配下にはろくなものがいない。 -
改めて読んでみると周瑜がそこまで孔明の手のひらの上で踊らされてる感じもしないし苛烈な周瑜はたいへん好ましい。
曹操の敗走が痛ましい。 -
読了。
とうとうきた。赤壁の戦い!!
面白かったー。周瑜の戦法が悉くハマって曹操が哀れなぐらいだった。
コテンパンにやられて可哀想になるぐらいの曹操をやっぱり討てなかった関羽。戦においてはダメなんだろうけど、かっこいいなー。
しかし関羽のことまで見透かしてた孔明!ヤベェやつじゃーん。
そりゃ周瑜も殺したくなるよねー。
映画も観ようと思った。
(170308) -
三国志を代表する戦いのひとつ『赤壁の戦い』!
呉対魏の「計」が入り混じる戦いは読み応えがあった。
敗れても逃げ切る曹操。
本当に悪運強い。 -
赤壁の戦いキター!
孔明無双。 -
いよいよ三国志前半のクライマックス、赤壁の戦いである。ここは何度読んでも面白い場面である。再び「レッドクリフ」を観返してみようか…。
本巻のあらすじは以下のとおり。
・曹操、「埋伏の毒」として蔡ボウの甥:蔡和と蔡仲を呉軍の内部撹乱へ。周瑜と孔明は見破った上で利用しようとする。
・周瑜、偽りの降伏をするため、老臣の黄蓋を百打の刑にし、周瑜軍が統制を取れていないフリをしたうえでカン沢に曹操軍へ降らせる。曹操、見破るも、蔡和からの諜報により信じる。
・周瑜軍に戻ったカン沢、甘寧と示し合わせて蔡和と蔡仲に曹操への降伏を見せつける。周瑜、荊州襄陽の名士:龐統を招き、「連環の計」を聞く。
・曹操、蒋幹を周瑜軍に派遣し、内情を探らせるも捕らえられる。蒋幹、逃亡し、龐統宅に逃げる。龐統、蒋幹と共に曹操の下へ行き、船酔い防止に船と船を鎖で繋ぐよう進言。
・孔明、東南風を吹かせ、そのまま劉備の下へ去る。趙雲がこれを守る。
・赤壁の戦い開始。曹操に降伏すると見せかけた黄蓋の船団、曹操側の湾に雪崩れ込み、火攻めにする。曹操、敗走。趙雲、張飛等に待ち伏せされるが、逃げ切る。関羽は曹操を見逃す。
・曹操、南郡の曹仁の守る城へ辿りつく。曹操、都へ戻り、曹仁に南城、夏侯惇に襄陽城を任せる。
・劉備の元に諸将が戻るが、関羽は曹操を見逃したことを白状。 死罪は免れる。
・周瑜、油江口にいる劉備を訪問。周瑜、呉軍の手に余る場合は勝手に南郡を取れと劉備に伝える。
・周瑜、南郡を攻めるが、曹仁に敗れる。甘寧、夷陵城を攻め取るも、曹純&牛金に謀られ囲まれる。 -
待ってました!レッドクリフ。
解説はタケカワユキヒデ。とても読みやすい文章でした。 -
魯粛、周瑜や諸葛亮と比較してだめ智将として描かれていてかわいそす。
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赤壁の戦い。関羽は情に弱い。
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長江にある赤壁の戦い。
80万の曹操軍対3万の孫権軍+5000人の劉備軍。
圧倒的な数的不利の中、戦いの火蓋は切って落とされます。
曹操軍の弱点は、水上戦に慣れておらず、弱いということ。
船酔いと疾病に苦しめられます。
「連環の計」や「東南の風」、スパイ作戦など、あの手この手で戦いに挑む連合軍。
その功が総じて、戦いでは勝利を得ることになります。
そして再び戦場で曹操と関羽が出会います。
以前の恩義に免じて、落ち延びようとする曹操をあえて逃がす関羽の仁義。
たとえ的であっても、恩義は返すというその心構えが美しいです。 -
(07年03月13日購入)
著者プロフィール
横山光輝の作品





