三国志 15 (潮漫画文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267014550

感想・レビュー・書評

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  • 呉の孫権は、劉備を寝返らせようと妹君をめとらせます。安穏で豪奢な生活に浸る劉備を危ぶんだ趙雲と孔明は、両備と婦人を呉宮からの脱出に成功させるのでした。憤懣の孫権は、蜀を攻撃すると見せかけ劉備の荊州を攻略する周瑜の謀略を支持しますが、これが周瑜の命取りになると孔明が予言していました。何もかも見通されていたと知った周瑜は〝人生とは無情だ。天はこの周瑜を地上に生れさせながら、なぜ孔明まで生まれさせたのだ〟と嘆き36歳の生涯を閉じたとあります。劉備は賢者・鳳雛(ほうすう)を副軍師をして迎え、盤石の体制を整えます。

  • 周瑜の退場。
    孔明にはやっぱ勝てなかったなあ

  • 腑抜けの劉備が新鮮。
    そしてそれもまた読んでいる諸葛亮もスキがない。

    周瑜もまた名軍師なのにもかかわらず
    諸葛亮のためにNo.2に甘んじている。
    まるで『アマデウス』のサリエリのよう。

    横山三国志では、呉にはもっと優秀なものはいないのか、
    と思ってしまうほど不憫に描かれている魯粛。

    温厚かつお人よしな性格のために
    諸葛亮に軽くあしらわれ、
    周瑜になじられるという損な役回り。
    ある意味で美味しい役回りだ。

    孫権は太史慈に続き、周瑜までも失うのか。

  • 読了。

    周瑜病気を患ってから哀れそのもの。死に様にも同情。提督と呼ばれ兵法に長けた人だったろうに、患ってからは全て裏目。
    面白いぐらい裏目だったな。

    劉備に嫁いだ孫権の妹が男勝りで更に劉備に惚れ込んでいるようだったので、一安心。おっさんでも惚れ込むのだな。

    劉備の下には龐統も来て、無敵になった感がある。

    付録の『関帝廟を行く』の沖縄編と『タイの中国人と関帝廟』が面白かった。

    (170308)

  • 劉備、呉からの脱出。
    周瑜はついに、怒りすぎて死亡・・・
    名君なのに、孔明に最期まで振り回されて気の毒。

    龐統が劉備の元へ・・・
    いい人ばかり集まるな。

    西涼の馬超は、好きな人物の一人なので、劉備とのからみが楽しみ。

  • かつて劉備は水鏡先生や徐庶に「もし伏竜、鳳雛のうち1人でも味方につければ天下を取れる」と言われたが、本巻において両人が揃うこととなる。これにて劉備陣営は盤石となる。

    本巻のあらすじは以下の通り。
    •劉備&趙雲、孔明の指示通り喬国老を訪問。甘露寺にて孫権や呉の重臣と面談、孫権の母に気に入られる。劉備と孫権、共に岩を斬る(甘露寺の十字紋石)。
    •劉備と孫権の妹が華燭の典。周瑜、劉備を酒と女で堕落させようと試みるも失敗。
    •劉備夫妻&趙雲、荊州へ。孫権、追っ手を差し向けるも、劉備夫人の気迫により追い返される。孔明が迎えに来て無事荊州へ帰着。
    •孫権、荊州に攻め入りたいが曹操の圧力を警戒して劉備を荊州の太守に推薦。曹操と劉備の対立を煽るため。曹操、周瑜と劉備の対立を煽るため周瑜を南郡(劉備の土地)の太守に任じる。
    •呉軍、荊州を通過するふりをして荊州を攻める「道を借りて草を枯らす」の計は孔明に見破られ、周瑜逝去。
    •孔明、周瑜の弔問の際に龐統と再会し、劉備に仕えるよう紹介状を書く。龐統、孫権と面会するも気に入られず、劉備に仕える。劉備より耒陽の県令に任じられるが、仕事をしない。張飛&孫乾が検分に赴くと、てきぱきと仕事をこなした上で孔明からの紹介状を提出。劉備、龐統を荊州に呼び返し、軍師に任じる。
    •曹操、西涼の馬謄に孫権討伐を命じる。馬謄、一族を連れて都へ。曹操軍参謀の黄奎と組んで曹操暗殺を計るも、内通者により失敗、皆、処刑される。国に待機していた馬超のみ残される。
    •曹操、西涼の韓遂に馬超捕縛を命じるも馬超&韓遂は同盟、長安へ向かい、城を陥落させる。

  • 周瑜が亡くなり、孔明が呉を弔問に訪れた時の一場面。 
    これも孔明の謀略なんだろうけど、一理ある。感心。 
    以下引用
    呉「周瑜と孔明とは仲が悪く周瑜は常に孔明を亡き者にしようとしたが
      孔明がこれほど周瑜の才能を高く買っていたとは・・・」
    呉「周瑜様の死は孔明のためではなく周瑜様自身が気が小さく
      孔明を恐れすぎたからではないのか」
    呉「そうだとすれば孔明を恨むのは筋違いということになる」

    孔明おそろしや~(>_<) かしこすぎ。


    あと、玄徳が龐統を副軍師に迎えた時の一場面。
    以下引用
    この時玄徳は昔、水鏡先生や徐庶に言われた言葉を思い出していた。
    「もし伏竜・鳳雛の二人のうち一人でも味方につければ天下のことも成ろうと・・・」
    玄徳「この不明な玄徳に今その二人までが共に自分を助けてくれようとは・・・思えば玄徳は果報すぎる。慎まねばならん 慎まねばならん」

    この玄徳の謙虚さが、一番玄徳を助けたように思うな~

  • 孫権の妹姫の顔がいつもの同じような女性の顔と違います!はっきり区別できますね。
    そしてついに周瑜が終末をむかえます。
    なんか劉備は孔明にのっかりすぎ?

  • 周瑜、死す。

  • 劉備が孫権の妹と結婚し、両者が親戚となります。

    めでたい出来事だけでなく、呉の提督、周瑜が戦場で死亡するという悲しい事態に。
    36歳という早すぎる死でしたが、孔明と出会ってからは、稀代のこの軍師と同時代に生まれたことへの悲しみを抱え続けていたようです。

    その後、呉の軍師役は、対劉備的だった周瑜から対曹操的な魯粛へと変わりました。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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