本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (468ページ) / ISBN・EAN: 9784267016172
感想・レビュー・書評
-
超絶読みやすく、また原典に近い水滸伝。
水滸伝を日本人にも理解しやすく組み替えた「読む少年漫画」のような北方水滸伝とはまた違った、中国文化に根ざした独特なストーリー展開。
敵方の高俅の生い立ちに始まり、武松登場まで。
「せいしんこうの知酒」など、王道の水滸伝を知りたい場合には必読。
超王道の水滸伝の下巻。
水滸伝には70回本と120回本の2種類の結末があるが、こちらは70回本を訳した物語のようで宋江の元に運命に導かれた男たちが集い梁山泊が結成されるまでを描く。
後編は武松と藩金連の話。
水滸伝と同様に中国3大奇書の一つにかぞえられる「金瓶梅」に出てくる、
藩金蓮と西門慶を武松が殺してしまう話から始まる。
宋江もまた女を殺し、梁山泊へ。
流石に108人も居ると、国と戦う理由や、日常を捨てる理由も重複することもある。
こちらも読みやすく、また面白いが、70回本の物語の悪いところは、終わり方がジャンプ漫画の打ちきり最終回のようになってしまうということ。
これから面白くなりそうなところなのに、「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方をしてしまうのが残念。
しかし、好漢達の死を見なくてもいいのも事実。
物語をどこで終わらせるかというのは本当に難しい。
絶読みやすく、また原典に近い水滸伝。
水滸伝を日本人にも理解しやすく組み替えた「読む少年漫画」のような北方水滸伝とはまた違った、中国文化に根ざした独特なストーリー展開。
敵方の高俅の生い立ちに始まり、武松登場まで。
「せいしんこうの知酒」など、王道の水滸伝を知りたい場合には必読。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり北方水滸伝には敵わず。
-
初めて知ったのですが、中国の「水滸伝」という作品は中国においてはあまりいじられないというか、いじってはいけないという暗黙の了解がある作品のようです。大好きな津本先生の「水滸伝」を読んでみたのですが、どうも……正直、中学生の頃かな?に読んだ横山光輝先生の漫画「水滸伝」のと大差なく、絵がある横山先生の作品の方が面白く感じた。
子供の頃に記憶したストーリーが延々と綴られており、正直北方水滸伝のあとではこの上下巻を読むだけの忍耐はなかった。漢を感じられない中国の作品をなぞったように感じられ始めて津本先生の作品で満足できなかった!
著者プロフィール
津本陽の作品
本棚登録 :
感想 :
