言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密

著者 :
  • 潮出版社
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本棚登録 : 203
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267019531

作品紹介・あらすじ

「会社のために働くな。自分のために働け」社員がなんでも「言える」会社は強い!!

感想・レビュー・書評

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  • 1.ミーティングの場でより積極的な発言を心がける
    2.グダり気味のプロジェクトの建て直しを図る
    3.業務により深く入り込む

  • 氷菓子の『ガリガリ君』でおなじみの赤城乳業。

    埼玉県の深谷市に本社を置き
    近年、右肩上がりの業績を続けています。

    それを支えているのは、思いついたアイデアや知恵を
    年齢・役職に関係なく自由に言い合える社内の環境だといいます。


    本日ご紹介する本は、

    独自のやり方で業績を上げている、
    赤城乳業の考え方や、やり方を
    紐解いた1冊。


    ポイントは
    「挑戦」

    ”どんどん失敗しろ。失敗を恐れるな”と言う、
    常に新しいことに挑戦する風土が
    赤城乳業にはあります。

    ただし、誰でも思いつくようなアイデアは、
    評価されません。


    昔、ヒットした商品に
    ”ラーメンアイス”というものがあるそうです。

    ラーメンを模したアイスクリーム。

    普通には思いつかない組み合わせですが
    これがヒットしたそうです。


    また、ガリガリ君ではなく、
    ガリガリ君の内側のシャリシャリの部分のみを
    商品化したシャリシャリ君というのを発売しています。

    しかしこれはヒットせずに、
    多くの在庫が出来てしまったそうです。

    この時の損失額は1億円。

    それでも、失敗しても良いから、
    いろいろなアイデアに挑戦し続けるのが
    赤城乳業の考え方です。


    また、社内には、5S委員会や、HP委員会など
    11の委員会があり、日常業務以外にも
    活発にグループ活動をされているそうです。


    業績が上がっている会社はなにをやっているか、
    一例として、参考になることが得られる良書です。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    何か言いたいことがあっても、言える場がない、言えない会社は多い
    人数が足りないと言うけど、足りないのは、一人ひとりの能力だ
    どんどん失敗しろ。失敗を恐れるな。=常に新しいことに挑戦する赤城乳業の風土
    販促の原点は小ネタ=さまざまな「小ネタ」を用意し、低コストでの話題作りを実践する
    フラットな組織=お互いの気持ちがフラットで、自由に何でも言い合える心のありよう
    コラボ企業から学ぶことは多い。自分たちに足りないものに気づくための生きた教材
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    プロローグ こんなに面白い会社がまだ日本にはあったんだ!
    第1章 躍動する若者たち
    第2章 「強小カンパニー」への道程
    第3章 ドリームファクトリーの建設
    第4章 「ガリガリ君」大ブレーク!
    第5章 「言える化」こそ競争力
    第6章 自分のために働け
    第7章 躍動する若者たち、再び
    エピローグ 「アイス」の会社は「愛ス」の会社
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/3eb1c885edb9fe53.png
     

  • 個の力を引き出し、「ないこと」を強みに変える。

  • 「見える化」筆者の著書。他の著書でもそうだが、日本のものづくりの現場で実践されている見えない技術や習慣を分かりやすい言葉で表現されている。
    「言える化」は特定企業(赤城乳業)の社長の言葉で、当社の最大の強みとして紹介されている。ほぼ全編赤城乳業の企業紹介になっているが、長い間独自の戦略で成長してきている会社の強みをうかがい知ることができ参考になる。強い会社は総じて、若者にを「任せて育てている」。読んだあとガリガリくんを食べたくなることは間違いない。

  • 単なるアイスキャンディー屋さんと侮る事なかれ、という印象でした。遊びを仕事にしたり、ユニークな昇給制度もありの、本当にユニークな会社という印象を受けました。文章もライターの人が書いており、客観的で非常に分かりやすかったです。おすすめです。

  • ■言える化

    A.赤城乳業では、社員が若いうちから大きな責任を与え、任せる。そして口出しせず、本人が支援を求めたら助ける。放置しながら、温かく見守る。これが、赤城乳業流の人づくりである。

    B.赤城乳業では、「人は少ないくらいがちょうどよい」という社長の信念の下、頭数で勝負するのではなく、1 人1 人の能力を高め、フルに発揮させる。ムダな贅肉をつけることなく、筋肉質な組織を保っていることが、同社の強みの1 つである。

    C.赤城乳業では、場の設営に加え、「言える化」を加速するための4 つの「仕組み」を構築している。
    ①失敗にめげない評価の仕組み:挑戦して失敗しても、それが人事考課に影響を与えない評価制度にしている。
    ②部下が上司を評価する仕組み:部下による上司評価の仕組みがある。これが上司に緊張感を与え、上司はより積極的に部下を育て、支援するように動く。
    ③「学習する組織」へ脱皮する仕組み:全国から全営業マンを集めて、マーケティングの研修を実施したり、同期入社のメンバーが絆を再確認する場を設けたりしている。
    ④帰属意識を高める仕組み:社員旅行などを行い、帰属意識を高めている。

    D.「言える化」は個の尊重がなければ実現できない。1 人1 人の可能性を信じ、それぞれの考え方や意見をリスペクトする気持ちがなければ、「言える化」という土壌を育むことはできない。

  • タイトルの「言える化」は、この本の一面でしかない。この本は、ガリガリ君で知られる赤城乳業の元気さの秘密を、外部からの取材で明らかにしたものだ。それでも、入社数年でプロジェクトを任されたり、地位や年齢に関係なく意見が言いあえ、個々の社員レベルでいきいきと仕事をしている魅力的な社の秘密が凝縮されたキーワードが「言える化」なのだろう。
    強小、異端で、遊びを忘れない、面白い会社だと感じ、ファンになった。装丁の遊び心も楽しい。
    14-16

  • 2013年10月刊。
    「コーンポタージュ味」が話題になったり、安価な「かき氷製造器」がヒットしたり。
    最近何かと話題の多いアイスキャンディ「ガリガリ君」。
    その「ガリガリ君」の製造現場やマーケティングの舞台裏をのぞくことができる本です。

    「ガリガリ君らしさとは、『くだらない』ということだ」。なんて素敵なんでしょう。

    赤城乳業の社長さんの「人は見かけによる」という言葉は、実は私の座右の銘でもあります。
    他にも同じことを思っている人(しかも社長さん!)がいると知って、ちょっとうれしくなりました。

    本の装丁もいろいろ凝っていて、読んでいて楽しい本ですよー。
    タイトルはちょっと堅苦しいですが、気楽な気持ちでぜひどうぞ。

    詳しくはこちら→http://nishi248.blog60.fc2.com/blog-entry-1144.html

  • 語録
    人は足りない位がちょうどいい。足りないのは一人一人の能力だ!

    やばいという状況に追い込まれてこそ、本気の力を発揮する。やばいを体験することは、一人前のための登竜門。

    会社にために働くな、自分のために働け!

  • よさそう!
    何でも言える環境が会社をよくする。
    そうだよなぁ。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
ローランド・ベルガー日本法人会長


「2020年 『戦略コンサルタント 仕事の本質と全技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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