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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784267019869
感想・レビュー・書評
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あらゆる問題に対して、そう熱くならずに、大人らしく対応しましょうって事。対極の対極を考えて真中を歩きなさいって事=中庸?。それと、もっと想像力(メディアリテラシー)をつけなさいって事。
「新戦争論」、「たったひとつの真実なんてない」、「日中韓を振り回すナショナリズムの正体」参照。
以下、引用省略。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
潮出版というのを知らずに購入してしまった。ま
いいんだけど。森達也の言うことにうなづけるようになったのだなあ。という独り言。 -
304
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今の日本は、「右傾化」「保守化」していることよりも、むしろ「集団化」とそれにともなう同調圧力が強まっていること、それこそがいちばん憂うべきことなのだということがわかった。
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著者を含めた数人で、国際関係や日中韓問題、死刑やメディアについて議論しているのだけど、ぶつかりかたがすごい。ふつう、こういう対談形式のものが本になるともっと差し障りのない議論になってしまうのに。森さんが、がんがん一般の方たちにぶつかっていって、もはや小説のような部分もあった。
それでにしても、森さんはどこまでもリアルだ。どこまでもストイックだ。どこまでも、自分に厳しいひとだ。こんなひとに、出会いたかったなぁ。 -
森達也と若者たちとの対談集。意見を異にする相手との議論。そこから生まれるものは……。
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以前の読んだ森達也氏の本を読みました。
さらに以前に読んだ「僕のお父さんは東電の社員」も
彼の本だったようです。
この国で広がっている(と思われる)ごっこのレベルの
愛国心・集団化・排斥すべき標的探し・自分とその集団
以外の記号視すること。について。それと
その空気を故意ではなく、過失として(自分や自社の
人気をとるため)利用して右傾化、自衛のための
戦争を起こしてしまいそうな政治家とマスメディア
それぞれすべてにおいておかしいと思います。
ただ。。この本は森氏と数人の一般人との会話
の内容を載せているのですが。
その一般人は、
創価学会の雑誌記者
右翼の中年サラリーマン
学生二人(どうも森氏の講座を受けている学生)
派遣社員の若者
というような少し偏った人選のような気がします。
そもそも、この本の出版社は潮出出版なので
創価学会と公明党との関係が近しい関係だと思うので
そういうところが影響しているのかと思います。
でもそういう環境をも利用して、”今の日本っておかし
くないか?”という声をあげていくことがだいじなのかと
思います。
最近の知り合いの若手の人に聴くと
安倍政権のおかしさに気付いている人はあまり
多くなく。中国・韓国のことがあまりよく見てなく
死刑制度に対してはよくわからなく賛成し
原発も許容する人は多い気がします。
東アジアの日本・中国・韓国の子供じみた空気
死刑制度の考え方。赦すということ。被害者の立場で
考えること。等々同意すること、気がついたことが
多く語られています。
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