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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267020735
感想・レビュー・書評
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本屋に平積みにされていたので読んでみました。ティム・バートンが映画化かぁ。確かにああいう世界観、というか画面、似合いそう。ビッグ・フィッシュみたいな感じになるのかな。
お話としてはなんというのか行き当たりばったり過ぎてハテナ?と思うことがしばしば。大体おじいちゃんの殺害をあの時点まで待っていた理由はなんだ?ループが知りたかったから?主人公がおじいちゃんが死ぬまで危険な目に合わなかったのは何故なんだ?とかとか。多分、ですが色々な写真が最初に合ってこの写真の主はきっとこういう人物でこう…という形でお話を作ったのではないのかなぁと思ったり。あの変な格好した双子は結局出てこなかった気がするし。
そして敵である悪の組織もふたを開けてみたらなんだ、元は同じ同族の意見が違って仲間割れしたってだけの話じゃん、という辺りでスケールが小さいなあ…と思ったり。
大体奇妙な能力や特徴を持つ集団の割にはその辺りが全然活かされてないなくて残念。まあそこが目立っちゃうと主人公があまりにも普通人過ぎてどうしようもなくなってしまうのかもしれないけど。
そして主人公が16歳にしては幼すぎないだろうか、とそんなことをおもいながら読み終えました。でもこういう世界観は子供には受けそう。続きが出そうですが私はこれでもう良いかな~