「本を売る」という仕事: 書店を歩く

著者 : 長岡義幸
  • 潮出版社 (2018年1月5日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267021121

「本を売る」という仕事: 書店を歩くの感想・レビュー・書評

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  • 先週行われた「本屋大賞」のパーティは書店員の本に対するLOVEに溢れた素敵な空間でした。しかし、会の中締めの挨拶である書店員さんが「本屋大賞は素晴らしいイベントだけど、もしかしたら本を愛する人のためのものだけになっているのではないか?本屋大賞に甘んじず、本屋大賞の外側にいる人にどう本を手にとってもらうか真剣に考えたい!」的な挨拶をされてました。本に対する性善説的空気が、一瞬ヒヤリとしたと思いました。ヒヤリは進行しています。本書では頑張っている本屋さんとして取り上げられていた代々木上原の幸福書房の突然の閉店は最近のニュースです。この本を図書館で借りてクラウドに感想を書いている自分も本屋さんを追い込んでいる戦犯なのかと自問自答しながらページをめくりました。また震災と本屋さんについての取材の旅には胸が苦しくなりました。自分が子供の頃楽しみに通っていた書店が出てきたからです。本を読むことは生まれてきた喜びの中で最大のもののひとつだと思いますが、それが成立しているのは本を書く人、本を作る人、本を届ける人、本を売る人が繋がっているからで、その中で本を売る人と本を買う人の関係性こそが起点になる物語はなんとか新しく生み出せないのだろうか?と思いました。アマゾン全勝時代に本屋の、しかも地方の本屋の夢見る未来は「本が好き!」だけでは戦えないようです。ただ自分が本書から見つけた光は、本屋のビジネスの中で見えていなかった部分で学校関係の「外商」という役割。地方の本屋は教育とタッグを組む、という道はもっと可能性あるのかな…となんとなく感じました。

  • フリーランスの記者が、ここ5年、とりわけ東日本大震災以降、出版不況とも相俟って消えていった街の本屋さんを中心に書き下ろした雑誌の連載を本にまとめたもの。岩手・宮城・福島の3県と熊本は別の章立てで構成。

  • 全国の本屋さん 色々と工夫している。
    本屋さんに行きたくなった。
    最近 電子書籍と図書館ばかりで少し反省。

  • 本屋さんの並々ならぬ努力に頭が下がる思いだが、この本はネットで買った。

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