金栗四三 消えたオリンピック走者 (潮文庫)

  • 潮出版社 (2018年11月5日発売)
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本 ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784267021602

作品紹介・あらすじ

2019 年大河ドラマ「いだてん」で中村勘九郎さんが演じることで注目を集める金栗四三。近代オリンピックのドラマやその後の人生を余すことなく一冊に!

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  • 「金栗四三」佐山和夫著、潮文庫、2018.11.20
    335p ¥850 C0195 (2024.08.17読了)(2019.02.24入手)(2019.01.20/4刷)
    副題「消えたオリンピック走者」
    2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の放映に合わせて読むつもりだったのですが、積読になってしまいました。7月下旬に2024パリオリンピックが始まった時にこの本のことを思い出して、探し出し、読んでしまうことにしました。
    1912年にストックホルムで開催されたオリンピックに参加し、マラソンに出場したけれど、途中で脱落し、棄権の手続きをしないまま帰国してしまったために「消えたオリンピック走者」といわれるのだそうです。

    【目次】
    はしがき
    第一章 一〇〇年の時を超えて
    第二章 嘉納治五郎と金栗四三
    第三章 オリンピック予選会
    第四章 ストックホルムへ
    第五章 三島の短距離、金栗のマラソン
    第六章 力尽きるまで
    第七章 その後の金栗四三
    第八章 駅伝
    第九章 スポーツを正しく
    第十章 幻の東京五輪、夢のストックホルム
    第十一章 ペトレ家の人々
    第十二章 人生という名のマラソン
    第十三章 勝者とは、敗者とは
    第十四章 「一〇〇年記念マラソン」
    あとがき
    主な参考文献
    解説  森沢明夫

    ☆関連図書(既読)
    「オリンピア ナチスの森で」沢木耕太郎著、集英社、1998.05.31
    「TOKYOオリンピック物語」野地秩嘉著、小学館、2011.02.12
    「金栗四三と田畑政治」青山誠著、中経の文庫、2018.09.13
    (アマゾンより)
    2019 年大河ドラマ「いだてん」で中村勘九郎さんが演じることで注目を集める金栗四三。近代オリンピックのドラマやその後の人生を余すことなく一冊に!
    (「BOOK」データベースより)
    日本人が初めて参加する国際競技大会となった1912年のストックホルム・オリンピックでマラソンに出場した金栗四三は、レースの途中で姿を消すー。現地ではそのとき何が起きたのか。その後、金栗四三は「箱根駅伝」の創設など日本のスポーツ発展に、いかにして尽力していったのか。恩師・嘉納治五郎とは…。多くの謎に包まれた金栗四三の真実に迫る。

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著者プロフィール

さやま・かずお
1936年、和歌山県生まれ。ノンフィクション作家。
慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。
会社員、和歌山県立田辺高等学校などの公立高校の
英語教師をへて「田辺イングリシュアカデミー」を開く。
アメリカ野球学会(SABR)、スポーツ文学会(SLA) に所属。
第3回潮ノンフィクション賞、1984年度和歌山県文化奨励賞、
2018年度和歌山県文化功労賞、
第4回ミズノスポーツライター賞、ジョセフ・アストマン賞、
アメリカ野球学会のトウィード・ウエッブ賞などを受賞。
初代アメリカ野球学会会長のクリフォード・カクラインとは親友。
著訳書に
『伝説の史上最速投手  サチェル・ペイジ自伝〈上・下〉』
(翻訳、サチェル・ペイジ 著、草思社、1995年)、
『史上最高の投手はだれか〈完全版〉潮文庫』
(潮出版社、2017年)、
『大リーグを超えた草野球  サッチとジョシュの往くところ』
(彩流社、2008年)、
『野球はなぜ人を夢中にさせるのか
  奇妙なゲームのルーツを訪ねて』(河出書房新社、2000年)、
『黒人野球のヒーローたち  「ニグロ・リーグ」の興亡
 中公新書』(中央公論社、1994年)他多数あり。

「2019年 『2000勝投手はこうして誕生した』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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