世界宗教の条件とは何か

  • 潮出版社 (2019年10月5日発売)
3.38
  • (2)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 63
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784267022081

作品紹介・あらすじ

創価学会は「現在進行形の世界宗教化」の稀有なモデルケースである!

キリスト教が世界宗教となった歴史との類比から、創価学会が現在進行形で世界宗教へと発展している要因を明らかにし、さらには、創価学会がキリスト教の歴史から学ぶべきことを考察。

『半世紀、一世紀という長いスパンで見るなら「SGIが世界三大宗教の一つとなる時代」が必ずやってくると、私は本気で考えているのです。』

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは創価大学における講義録をまとめたものである。ので、広く教養を学ぶという点で偏りはないものといっていい。実際、佐藤自身はキリスト教徒であることを明確にしているし、そこを踏まえても、今後の世界をかんがえるうえでさけられない宗教の入門としては良書と思われる。

  • ●宗門との決別(万人司祭、他宗教文化への無理解)、世界伝道(聖地がない)、与党化(現実の課題へ取り組む)、師弟の精神(パウロはキリストに会っていない)
    ●池田先生を主語にして学会批判。フランスは学校等も無宗教化、脱会者の文書でカルト認定、国も「問題行為の報告はない」

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤優の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×