叛骨 陸奥宗光の生涯 (上) (潮文庫)

  • 潮出版社 (2020年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784267022166

作品紹介・あらすじ

明治維新は全国日本人のためにおこなわれた革命であり、藩閥がそれによってもたらされた権利義務の成果を独占すべきものではないという宗光の意見は、蛇蝎のような薩長勢力に正面から一撃を加えたものであった──。( 本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 陸奥宗光と言ったら小村寿太郎と共に維新後の日本の名外交官と言う理解。それ以上深い事は知らなかった。たまたま本書を手に取り読み進める。上巻は何かあんまり陸奥の事は出てこないような。終盤は出てきたかな。立志社の政府転覆計画に連座したという事で拘束され、5年間だったかな、牢屋に入れられたんだな。しかし明治維新からどうやって政府が出来たか、廃藩置県などがあり、武士が武士でなくなり、平民と同じ扱いになり、職も失い、すごい時代だよな。大転換が起こったのだから今の比じゃないな。そう言う社会が落ち着いていくまではやはり時間も掛かるし色々な事が起きる。でも大久保が暗殺されて伊藤博文が台頭して彼にまた活躍の場が巡ってくるってやはりそう言う運命だったんだよなと思わざるを得ない。結果論なんだろうけど。紀州藩の偉い人の息子だったけど、お父様が失脚して荒波に出て行って、坂本龍馬や土佐藩の人と出会って、もちろん資質が高かったから活躍したんだろうけど、時代の変わり目で運も良かったんだろうな。下巻も楽しみ。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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