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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784267022173
作品紹介・あらすじ
明治維新は全国日本人のためにおこなわれた革命であり、藩閥がそれによってもたらされた権利義務の成果を独占すべきものではないという宗光の意見は、蛇蝎のような薩長勢力に正面から一撃を加えたものであった──。( 本文より)
感想・レビュー・書評
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大分前に読み終わっていたが書くの忘れてた。この明治維新から国が成っていく過程って、あまり詳細に理解することなく、日清日露戦争の戦勝に繋がっていき、軍国主義になって太平洋戦争に突入していってしまうバクっとした理解しかない。しかしながら明治維新から国が固まっていく過程の中で綱渡りな駆け引きや事件が沢山ある。もちろん西南戦争なんてのもそうなんだけど。そういう困難さが陸奥の生涯を通じて、やはり大変だったんだなという事が感じられる。陸奥も龍馬と出会い、伊藤博文との交友など、人との出会いの中で活躍の場を得ていく。個々の優秀な日本人が活躍して何とか国を作り上げていったんだなと。それが一度太平洋戦争でリセットされるけど、まあそれもまたしょうがない時代の流れだったんだろうな。しかし黒田清隆はひどいな。こんなのが総理大臣になってんだから最低だな。空気悪くなるよな。
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