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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784267023736
作品紹介・あらすじ
縄田一男氏、澤田瞳子氏らが大絶賛のシリーズ第3弾が発売!
明治維新を経て、帝国主義へと走り始めた日本。それはまさに「破滅への道」であった。二人の巨人が維新から日清戦争までの真実を徹底的に掘り下げる。
★日清戦争は、日本、ロシア、清による朝鮮を舞台とした覇権の争いだった!
★日清戦争によって朝鮮と日本の兄弟の関係は破壊された!
★ロシアとウクライナの緊張、そして台湾海峡をめぐる緊張は、日清戦争の直前と近似している!
★遼東半島を割譲しなければ、三国干渉を起きなかった!
★日清戦争の賠償金は今の貨幣価値で約300兆円。「戦争はいいビジネスだ」という教訓となった!?
★日清戦争という日本史では、朝鮮人の存在はノイズのように消去されてきた!
序章 日清・日露戦争とウクライナ戦争
第1章 インフレからデフレへ 「松方財政」の光と影
第2章 民権論と国権論の衝突
第3章 「万世一系の天皇」という神話
第4章 甲午農民戦争と日清戦争
第5章 公共事業としての戦争
第6章 金本位制度と第1次産業革命
感想・レビュー・書評
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安部龍太郎と佐藤優さんの対談
シリーズ第三弾。
毎回すごく面白いです。
最初の予定より長くなってしまったので
本の冊数が増えている、というもの。
(こういう言い方で伝わるかしら?)
私が気になるのは、ここでもしばしば語られる
ロシアのウクライナ侵攻
一部(どころじゃないかも)で
「親露派」と言われている佐藤優さん
その件になると寡黙になっているような気がします。
こんなに情報がいっぱいで雄弁の佐藤優さん
ウクライナ侵攻については知っていることの千分の一も喋っていない気がします。
あまりに知りすぎていて、語れないのではないでしょうか?
それとも、いつかたくさん語ってくれる時がくるのでしょうか。
とりあえず、このシリーズ
近いうちに日露戦争編が発刊されるそうです。
とてもとても楽しみにしています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか面白い
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明治維新は封建社会から一気に近代化した成功物語として認識していたが、功罪を冷静に判断すべきとの視点はその通り。
第二次世界大戦を否定的に評価する事は一般的だが、明治維新から日清戦争に至る政治で既に帝国主義的思想で体制が作られたとの話は言われてみればその通りだ。実は吉田松陰の思想にもあるとは驚き。 -
歴史の学び直し中ではありますが、特に今回の「維新から日清戦争」の流れなどを把握できていないというか知らないくらいだったので読んでいてとても勉強になりました。ふたりの知識と見識の深さに驚かされるばかりです。
あとがきで佐藤さんが述べられていましたが、安部さんの吉田松陰観には「そういう見方、捉え方もあるんですね」と、松陰をいい面でしか受け止めてこなかった自分としては感嘆しました。 -
日清戦争の際の日本の動きを通じてウクライナを取り巻く状況を考える本
日本はどうしていくのか、そして自分個人はどう生き伸びていくのか、だれも答えを教えてはくれないが、考える材料を与えてくれる
手放した
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