〈文庫〉突破屋――警視庁捜査二課・五来太郎 (潮文庫)

  • 潮出版社 (2023年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (460ページ) / ISBN・EAN: 9784267023880

作品紹介・あらすじ

「突破屋」の異名を持つ警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の五来太郎のもとに匿名のタレコミが入る。
料亭を張り込むと、国運省の官僚と建設業者との会食の場だった。
もしや国家規模の公共事業の入札情報が特定の業者に流出している可能性が――。
その後も密談を繰り返す両者だが、巧妙に隠される贈賄の証拠。
途方もなく地道な捜査の積み重ねの末についにたどり着いた、官民癒着の現場を押さえた緊迫の瞬間!これぞ、王道の警察小説!!

感想・レビュー・書評

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  • 20240713
    捜査過程が長い
    人の家庭のお世話をする前にやるべきことがあるだろう

  • 「突破屋」の異名を持つ警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の
    五来太郎のもとに匿名のタレコミが入る。
    料亭を張り込むと、そこは、国運省の官僚と建設業者との会食の場だった。
    国家規模での公共事業の入札情報が特定の業者に流出している可能性が――。
    その後も密談を繰り返す両者だが、巧妙に隠される贈賄の証拠。
    途方もなく地味な捜査の積み重ねの末、癒着の現場を押さえた緊迫の瞬間に!

  • ノンフィクションか?と思うほどリアルだった。取調のシーンは緊張した。

  • 初めて読む著者だったから、どうだろう?という感じで読み始めてけれど、最初から最後まで楽しかった。というより面白かった!捜査場面と取り調べ場面のテンポが違って、主人公・五来と容疑者との緊迫感がより感じられワクワク。シリーズ化しないかなぁ、と期待。

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著者プロフィール

1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。‘94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、’10年には「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。緻密な取材が生む警察小説やサスペンス小説で多くのファンを魅了する。本書は朝鮮戦争で計画された原爆投下の機密作戦を巡る謀略を描く渾身の作。著書に『限界捜査』『ソウル行最終便』『彷徨捜査』『伏流捜査』(祥伝社文庫)『撃てない警官』『夜の署長』等。

「2023年 『ブラックバード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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