意志力革命 目的達成への行動プログラム (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)

  • ランダムハウス講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270000632

作品紹介・あらすじ

目の前の仕事に追われて…と、つい仕事を先送りしがちなあなたの内なるエネルギーを引き出す設計図。

感想・レビュー・書評

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  • FBの知り合いの学生の卒業投稿に服部先生が「アクション・バイアス(行動によって物事を成し遂げようとする姿勢)こそが,社会を変えると僕は信じています。」とコメントしていたのを見て気になった本。

    読んでみたら、Active Nonaction(毎日の仕事に忙殺され表面上の忙しさに自らを騙している)の方が気になってしまった。

    忙しさから自分を解放する。立ち止まり、振り返り、そして自分と対峙する。そして、意思の力を持ってルビコン川を渡る。

    私自身そうありたいし、学びの場づくりを通して、周りの人たちも巻き込んでいくことができれば。

  • NICT
    マネジメントスキル
    徳岡講師推薦

  • 『成功はすべてコンセプトから始まる』木谷哲夫 著 ダイヤモンド社 参考文献

  • ある方のブログで紹介されているのを読んで、飛びついて見たがすでに絶版
    Amazonでちょっと待って、古本出たと思ってそのまま購入した。

    かなり、勉強になる内容だったし衝撃だった。

    やろうやろうと思ってもなかなか一歩踏み出せない
    踏み出しても三日坊主ってことが結構あったのだが

    意志力の低下というか、単純にモチベーションだけで前に進めようとしていて、なぜやるのかどうして必要なのか
    しっかりと見定め、コミットしておかないから進まない
    踏み出せない
    改めて、今の自分の立ち位置からやっていることの全てに意味合いをもう一度しっかりと整理しなきゃと思わせてくれるきっかけとなった。

    特に Active Non-action という言葉が印象に残った
    Active(=活動的)でありながら、Non-action(行動がない)という、相矛盾する概念を含んだ造語

    本来やるべきことを疎かにして、関係ないことに髪を振り乱して取り組んでいる状態を意味している。

    ハイと手をあげてやればいいのにそれが成長のきっかけになるかもしれないのに忙しいふりしたり、俺に回ってこないで!って思ってみたり・・・・

    そんなことを意味している。

    Active に動いて しっかりとactionを起こしていきたいと感じた。

    もう一度読んで、感情の部分だけではないactionにつながるヒントを得たいと思っている。

  • 経営者やマネージャーが「あくせくしながらも、結果として
    何もしないこと」=「アクティブ、ノンアクション」な状況
    を打破するには、「意志の力」が重要であること、そして、
    それを組織文化とすることで成果を最大化することがリーダー
    の役目であることを語った本。管理者のはしくれとして、
    ドキリとさせられます。

    様々な事例やアプローチ法、留意点が書かれていますが、
    下記の一文に著者のメッセージが色濃く表現されていると
    思います。

    ・マネージャーの最初の仕事は、意志の力をもって行動する
     という自分自身の能力に責任をもつことである。そして
     次の仕事は、他の人々に意志の力を植え付けることである。
     これこそが真のリーダーシップの仕事であり、これには
     組織内の環境を整え、意志の力の文化を育て、単なる日常
     業務を超えて物事を実現するよう人々に鼓舞することが
     含まれる。

  • 元々やる気はあるんだけど、日々の仕事に忙殺されて本来の成果を出せないミドル、もしくは彼らを預かる経営層のための本です。

    目的意識をしっかり持つ、もしくはそのための環境を整えてあげるということでしょうか。

    ただ、今の自分の興味は「元々やる気のない人」「日常の仕事に忙殺されていても、それが本来の成果でないことに気付いていない人」なので、ちょっとニーズに合わんかったです。

  • 国際経営論の大家であるスマントラ・ゴシャールが55歳で逝去する直前に書き残した最後の著書。訳者は野田智義氏。
    晩年の著書で、ゴシャールは、組織が持つ「場の匂い」の重要性を説き、経営に当たって最も重要なことは、マネージャーたちが行動するにあたっての環境あるいは文脈をいかに設計運営するかであると主張した。

    以下は心に残ったポイント

    ・目的意識を伴う行動を取る人々には、「エネルギー」と「集中」という2つの決定的な特徴がある。
    ・トップは、部下がうわべだけの安易な約束をしないよう気をつける一方で、彼らの夢を刺激せねばならない。

    経営者はともすれば、戦略デザインや組織構造、さらには経営システムに目を奪われ、その設計に注力しがちであるが、組織にとっての最大の経営資源はマネージャーや社員なのであり、個々の人々が能力をフルに発揮し、組織の目的に向かって行動することで、効果的な経営プロセスがつくり出され、それが集成されて、組織能力が創り出される。

  • 意思力(willpower)について 記載されている
    モチベーション・意志力の違いなどの記載がある。

  • [ 内容 ]
    目の前の仕事に追われて…と、つい仕事を先送りしがちなあなたの内なるエネルギーを引き出す設計図。

    [ 目次 ]
    概論 経営とは、実行し成し遂げる芸術である
    第1部 意志の力を駆使して結果を出す(目的意識の伴う行動を、アクティブ・ノンアクションと区別する;エネルギーを引き出し、集中力を高める;モチベーションを超えて意志の力を追求する;ルビコン川を渡る ほか)
    第2部 行動する人々であふれる企業を育てる(目的意識を持ったマネジャーを育成する―組織の責任;集団行動のために組織の持つエネルギーを解き放つ;人々を行動に向けて解放する― リーダーに必要とされるもの)
    付録 我々はどうやって意志の力を調査したか

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 目的意識を伴う行動を取る人はエネルギーと集中力がある。
    自分の目標を見つける。達成できると信じる。
    明確に定義された具体的な目標の選択。
    自分自身が共感できる目標の選択。
    個人的にやりがいを感じる目標の選択。

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著者プロフィール

ハイケ・ブルック
ザンクト・ガレン大学(スイス)教授
ザンクト・ガレン大学(スイス)教授。同校「リーダーシップと人的資源管理」研究所所長。ベルリン自由大学より経営学修士号を、ハノーバー大学より経営学博士号を取得。専門はリーダーシップ論。世界各国の大学機関で研究・教育活動を行っている。とりわけ近年は、マネジャーの感情、意志、行動、リーダーシップについて研究を進めている。

「2015年 『アクション・バイアス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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