溺れる人魚たち

  • ランダムハウス講談社 (2006年5月24日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784270001288

作品紹介・あらすじ

突然の死、性の目覚め、大人の不在…思春期の少女たちが出会うリアルな「息苦しさ」。アメリカ文学界の新星が贈る眩暈がするほど痛々しく、切ない9つのストーリイ。

感想・レビュー・書評

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  • 装丁に惹かれて読みました。まだ10代の少女たちがそれぞれの悩みに葛藤する話。
    特に印象に残ったのがいじめを受けていた少女のお話し。どうか...どうかと願い続ける彼女の姿勢が苦しく、あなたは悪くないんだと抱きしめたいくらいに泣いてしまった。
    それぞれ悩み事は違うけれど、同様に読んでいて苦しくなるし、晴れやかになる話もある。
    数少ない友人を大切にしようと思えた。

  • 短編集だった
    どれもかわいそう
    しっくりこない

  • 人生、もちろん楽しい事もあるけど、
    そうじゃないときだって、
    たくさんある。

    そんなときの、せつない物語のつまった一冊。

    ☆イザベラ・フィッシュ

    兄の彼女と一緒に交通事故にあった少女の話。
    生き残ったのは少女だけだった。
    事故後、少女が生きていく物語。

    ☆あなたへ

    いじめられている少女の視点から書かれた物語。
    悲しくなりました。

    ☆秘めやかな祈り

    宗教での決まりを破ってしまった男の子に、恋をしてしまった姉。
    姉妹の話。

    ☆子守り

    仕事もし、夫も子供もいる姉。
    麻薬にとりつかれ、人生を棒にふってしまった妹。
    そんな妹が、姉の子供の子守りをする。
    姉妹でもここまで違ってしまうのか、と思いました。

    ☆暴走

    とんでもない男と駆け落ちすると言い出した友達を、止めさせようとする少女の話。

    ☆巡礼者たち

    重い病気の母をもつ姉弟は、母の病気の回復を祈って一家でベジタリアンの家に訪れた。しかしそこは
    子供たちまで気が狂ってると言うほどおかしい家だった。
    変な話。

    ☆アイーダとわたし

    スーパーモデルのアイーダ。
    アイーダの従姉でデブのわたし。
    お互いを嫌いあう2人。
    でも、お互いが本当に少しずつ分かりあっていく話。

  • 2009.10.11. 表紙とタイトルに惹かれて。

  • 装丁とタイトルに引かれて手にした本。
    少女たちの日常に潜む息苦しさが、鮮やかに描かれていました。
    宗教ならではの感覚が日本人には少し掴みにくいところもあるけれど。

    当時は気づいていなかったけれども、
    そういえばこういう息苦しさを私も通り抜けてきたなぁと思った。
    少女って、可愛くてふわふわしてるように見えるけど、
    結構残酷さを秘めている。
    自分も首謀者になったり傍観者になったり。
    それを繰り返して、今に至ったなぁ、と。


    あぁ、でも、自分のこども産むなら、
    女の子って難しいかもと弱腰に…。

    個人的には
    「イザベル・フィッシュ」、
    「母の恋人」の少女たちの痛みが
    いちばんグっときた。

    「アイーダとわたし」は、
    アイーダも、わたし、もなんか
    憎めなくて好きです。

  • 何故かうっかりアンソロジーだと思ってしまった1冊。友人や親、恋愛について「息苦しさ」を感じる少女たちを綴った短編集。2人称で綴られた『あなたへ…』がとても印象的でした。高揚感と、どうしようもないやるせなさ。彼女はどんな大人になるのでしょう……(2008.08.03読了)

  • 表紙の綺麗さに惹かれて図書館で借りました。この作家さんの作品は始めてです。もちろん外国の方なんですが、日本の物語とはやっぱり違うなぁと思いながら読みました。

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