- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270002001
感想・レビュー・書評
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マンションのお隣の部屋で別居婚。設定は面白いけれど、作者の表現にちょっと疑問を感じる部分がありました。(子宮の〜など) 特に男性だと嫌悪感を抱くかも。
その分、男には読んで貰わなくて結構よ、と言いたげな設定・表現だとも感じました。
ご近所付き合いが希薄になった東京への風刺とも言えるのではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
韓国語の通訳として成功し、タワーマンションを買った独身アラフォー。
かつて別れた恋人との偶然の再会をし、彼女は不倫と分かりながらもハマりこんでしまう…
式を挙げ入籍もしているが、同じマンションの隣室に住み、完全に別居生活をする「おとなり婚」というブログに、自分との共通点を感じながら…
ひとつ屋根の下に不倫相手と妻子がいる状態…男としては便利というか、逆に気詰まりというか…
平安時代の側室たちはどんな心境だったのだろう。。 -
この作者の他作品も読んだが、「子宮がズキっとした」など表現が多数みられる。
言いたいことはわかるけど、しょっちゅう出てくるので「欲求不満」にしか見えないし、性欲アピールされているようで正直あまりよい気分ではなかった。
それ以外は軽い読み物なので、何も考えずに時間つぶしをしたいときなどにオススメ。 -
さっと読み通せる軽いお話だろうと思いながら読んでいたのに、後半からは次第にストーリーに引きこまれていった。
結婚はしても互いの距離を保つためマンションの隣同士に住む夫婦。その実験的生活をブログに綴るというもの。それに並行して真見の「不倫」が進行していく。
1人対1人のつきあいと割り切っていても、やはりどうしてもそれぞれの家族を巻き込んでしまうのだ。
作成日時 2008年01月23日 19:29