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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784270002384
作品紹介・あらすじ
激動の20世紀を生きた、ジミー・ミリキタニのメッセージを画と言葉で綴る。感性豊かなアートの世界。
感想・レビュー・書評
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日系アメリカ人の画家、ジミー・ツトム・ミリキタニを撮ったドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B0018OFI3Gの関連本。
絵をちゃんと見たくて、画集のつもりで手に取った。
ミリキタニという不思議な名前は「三力谷」と書くらしい。
漢字でみると途端に日本人の名前に見えてくる。
映画は去年の秋から初冬くらいに観た。
これは映画を観た後で絵をじっくりみるために読むのがいい。
これを読んで映画に興味をもつんでもいいけれど、どちらにせよ映画があってこそ。
この本は絵もいっぱいあるけれど映画のパンフレット的な位置づけ。
映画を観た人の「感想文」はだいたい蛇足でうんざり。
山田太一の読み方は良かった。そうか、この映画はホームを喪失する話だ。
絵をちゃんと見られたのもよかった。
日本画の基礎がしっかりしているからこそあの絵になるのか。
収容された日系人をほとんど一人で助けたというウェイン・コリンズ弁護士のこと、全然知らなかったしちょこっと探しただけじゃ日本語文献が見つからなかった。
日本人こそしるべきだろうに。
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