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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784270002896
作品紹介・あらすじ
少年、日高敏隆が小学生のときに気づいたチョウの「習性」を研究者・日高敏隆が20年の時を経て解き明かす。第30回毎日出版文化賞受賞作品が復刊。
感想・レビュー・書評
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蝶は何故飛ぶのか、何処を飛ぶのか。そんなことを少年時代に疑問に思ったことから蝶の研究に突っ走った著者の研究まとめ。
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チョウの生態を研究したことついて書かれた本。本書では解が得られていない研究についても書いてある。それでも、読んでいると筆者が研究が楽しくて仕方がない様子が充分に伝わる。チョウには人間にはない接触科学覚(触る事でにおいを感じ取る感覚)という感覚があるという話が面白かった。
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この間八重洲ブックセンターで本を物色していたところ、自然科学のコーナーに入りこみまして。あまりに装丁が素敵だったのでつい手に取って、読みやすそうなので買ってしまいました。
チョウは何故飛ぶのか?と言う答えに対する回答は無かったのですが色々面白かったです。前の家には良くアゲハチョウが飛んできてうちの猫が捕まえようと躍起になっていたものです。今の家は小ぶりな山椒の鉢があるのでアゲハが毎年卵を産みつけております。今日母が家に生えてる三つ葉にアゲハがタマゴを産んで孵化していた、と言っておりました。アゲハって草にもタマゴうむんだ?びっくりしました。
子供時代の夏休みの課題を彷彿させるような、なんと言うのか面白い実験の色々をどうなるのかな、なんて思いながら読みました。色々な発想と実際に試してみた結果とそれから導き出される結論と。面白いなあ。今度、ゆっくり蝶の観察でもしてみたいものだな、と思わせる一冊でした。
著者プロフィール
日高敏隆の作品





