- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270004357
作品紹介・あらすじ
夜逃げ、父の蒸発、友人の死、母の最期。博多祇園山笠、西鉄ライオンズ、日本映画、リヴァプール・サウンド…。少年・甲斐よしひろを彩る出来事が、日本人が懸命に生きていた「昭和」という時代を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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あの「荒馬のように」でも読めなかった貴重で刺激的な話。甲斐が生まれてからデビューするまで。こういうところがプロになってからの甲斐の血肉になってるんやなと思ったり、さすがやと感心したり。是非続きも読みたい!
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お母さんは偉大だなあ、と思った。そして、子供はこういう気持ちを持たないといけないなあ、と思った。甲斐さんが好きなので、無条件にいい本になっちゃうんだけど、物事のとらえ方に納得してしまった。
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高校生の頃、甲斐バンドが好きでよく彼らの曲をギターで弾いていた。
そして甲斐よしひろを崇拝し、彼の書いた自叙伝「荒馬のように」を読み、感動・・。
好きだった女の子に「読んでくれ!」と押し売りのように渡したことを思い出した(笑)
この「九州少年」は、2006年に西日本新聞に連載されていた甲斐よしひろのエッセイを本にしたもの。
幼少時代からの思い出から音楽への目覚め、そして福岡の伝説のライブハウス「照和」からデビューまでの
ことが描かれている。
(確か「荒馬のように」は、デビュー後のことや結婚のこととか、もう少し書かれていたなあ)
実はあの「ゴーマニズム宣言」を書いた漫画家の小林よしのりと甲斐よしひろは同級生。
その頃のエピソードなども描かれていて、「へぇ〜」っという感じ。
自叙伝というのは、時代背景とマッチしているところが結構面白い。
オレもたいした思いではないけれど、ガキの頃のこととか少しずつ思い出して書いてみようかね^_^;
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(200902)