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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784270006030
作品紹介・あらすじ
自分そっくりの貧しい娘に、人生を乗っ取られていく人気女優。大金を偶然拾ったことで、身分違いの恋に落ちた携帯泥棒。殺人を犯した息子の尻拭いに追われる大物政治家-殺人現場という一点で交差した、まったく異なる6人の人生。なぜ、彼らは銃を手にしなければならなかったのか?貧富の差、カースト差別、政治腐敗、汚職…現代インドという舞台がもたらした奇跡と転落。そして殺人の動機とは。
感想・レビュー・書評
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原作が映画化され『スラムドック・ミリオネア』となったヴィカース・スワループ氏の最近作。この作品も映画化されるそう。スラムドック・ミリオネアでもこれでもかこれでもかのドラマ展開だったが、この作品でもどたばたに成る寸前のドラマ満開の作品と成っている。楽しめました。終わり方はなるほど。。だっかが全体的にはとてもおもしろかった。おすすめです。
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ご都合主義なんじゃない?と思うところもなきにしもあらずなんだけど、テンポよく話が進むのでサクサク読めた――といいたけど、実際は慣れないインドの人名とか都市名とか文化とかそういう固有名詞が出てくるたびに「なんだっけこれ?」「誰だっけこれ?」という感じで手こずった。
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私はラストはあれでいいと思いました。著者の、インドとはこういうものなのだという主張が出ている気がしました。途中で読むの一回飽きてしまったけどね。
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面白かったが、最後が複雑過ぎるように思えた。上巻を読んだ後、下巻を読むまでに間が空いてしまったことも、読後の充実感を半減させたかもしれない。今後は、上下巻ものは、一気に読むことにする。でもインドは恐いと思った。同作者の有名な1ルピーの神様を読んでみる。
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別々だった6つの物語が絡み合って…とても楽しく読めたのですが絡み合うところが少し強引な気がしました…
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下巻。ミステリーとして読んだ場合、ちょっとこの終わり方は、、、と思わないこともないのだけど、インド社会についての読み物ということで納得することにしよう。著者は在大阪インド総領事として日本にいるらしい。■だが忘れるな。この国は奇妙で、すばらしい場所だ。お前はここで、最高にすばらしい人間と出会うかもしれないし、最低なやつらと出会うかもしれない。嘘みたいな優しさを経験するかもしれないし、けた外れの残酷さを目にするかもしれない。(ストーリーはメモ欄)
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GL 2010.10.23-2010.11.1
ヴィカス・スワラップの作品





