アディオス、ヘミングウェイ (ランダムハウス講談社文庫 ハ 4-1)

  • 武田ランダムハウスジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270101209

感想・レビュー・書評

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  • ラテン文学(と言う位置づけでいいのかな?)の魅力の一つとして、お人好しで魅力的な登場人物というのがあると思います。
    本作の登場人物達もとても魅力的。
    ストーリーは、ヘミングウェイ作品を読んでいれば面白さが何倍にもなります。逆に言えば、読んでいない人が読むとあまり面白くないのかも。フィクションではありますが、ヘミングウェイという人物がすごく身近に、人間臭く感じられました。ハバナの空気の描写も憧れを感じさせられます。行きたくなってしまいました。

著者プロフィール

1955年、キューバのマンティーリャ生まれ。ハバナ大学で文学を専攻、文学雑誌や新聞の編集に携わり、1990年から探偵小説の執筆に取り組む。〈マリオ・コンデ警部〉のシリーズによってキューバ国内で名を知られ、シリーズ第3作『仮面』(1995年)でカフェ・ヒホン賞を受賞。以後、スペインの出版社から長編小説の刊行を続けている。『犬を愛した男』(2011年。邦訳、水声社、2019年)はスペイン語圏全体で大ヒット作となった。2015年にアストゥリアス王女賞受賞。現在もマンティーリャで執筆活動を続けており、歴史小説『異端者』(2013年)、『透明な時間』(2018年)などで好評を博し続けている。

「2022年 『わが人生の小説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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