- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270101315
作品紹介・あらすじ
元格闘家の須藤元気が、四国お遍路を巡った旅行記。愛読書である司馬遼太郎の「空海の風景」をもとに、徒歩と自転車で四国を回り、その先々で感じたこと、自分自身のことをありのままに執筆。文庫化にあたり、著者自ら選んだ写真と今の気持ちをつづった書き下ろし原稿を新たに収録。
感想・レビュー・書評
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須藤元気といえば、
元格闘家としてのイメージが強いが、
この本では、オヘンローラー(お遍路をする人)として、
四国を巡っている。
旅の出会いや孤独がおもしろおかしく書かれていて、
泊まった宿の浴場で素っ裸で、
「ありがとう」を叫びながら、
シャドウボクシングをしている姿は
狂気を感じて笑えるが、
「ありがとう」の真言は、
時にどんな暴力よりも強いのかもしれない。
また、
格闘家、オヘンローラー以外の活動でも、
改めて秀逸なパフォーマンスを感じた動画
WORLD ORDER 「MISSING BEAUTY」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあまあでした。
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元気さんは、本当にインテリですね。ポンコツな僕も感謝の念を忘れません。
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そういえばこれもすごいおもしろかった。ずっと前に読んだ。わたしも一緒に旅したみたいな気持ちになったよ。
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『幸福論』を読んでから、『空海の風景』をはじめ、空海関連の本をちょこちょこ読んでいる。来週は東寺、高野山に行こうと考えている。『幸福論』が広...『幸福論』を読んでから、『空海の風景』をはじめ、空海関連の本をちょこちょこ読んでいる。来週は東寺、高野山に行こうと考えている。『幸福論』が広がった。2011/11/23
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須藤元気の初めての著書が文庫化。
改めて読み返すと、やっぱおもろい・・・。
読み進めていくうちに、自分もお遍路をすれば何かを見つけられそうだと思えてくるから注意が必要。
ボクのような放浪癖のあるものはとくに・・・。 -
須藤元気ファンであり、お遍路にも興味があったので、ずっと読みたかった本の1つ。韻を踏んでいる文章が所々にあって、くすっと笑ってしまうところもあったり。読んでいてポジティブシンキングになれる作品です。写真もきれいだし、四国に行ってみたくなりました。
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須藤元気(元格闘家)の四国お遍路旅行記物。
八十八箇所を全てまわっているが途中レンタル自転車を使っていた。。
絶対に歩かなきゃ駄目っていうわけではないらしい。
旅行の途中、須藤さんは「ありがとう」を21万回くらい発声していたらしい。
意外と面白い試みだと思った。
印象に残ったのは、人生は何を手に入れるかではなく、何を手放すかではないかと言っていた箇所。
シンプルであることがより人間らしく生きるコツではないか?という意味らしい。
自分もお遍路してみたくなった。 -
格言にあふれていた!
優しい気持ちになれました。
ネガティブワールドの果てに行ったときに中和してくれるものはありがとうってすごく難しいけどその通りなのだろうなあ