ジャスミン・ティーは幽霊と [お茶と探偵5] (RHブックス・プラス)

  • 武田ランダムハウスジャパン
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本棚登録 : 192
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270101421

作品紹介・あらすじ

たなびく霧に、不気味に明滅する青白い光。墓石の後ろからは、南北戦争の英霊たちが忍び寄り-というのが、今夜催される"ゴースト・ウォーク"。地元医師会が企画した慈善イベントだ。ティーショップの面々も、墓地でお茶を出したり、幽霊に扮したりと大忙し。そう。幽霊はみんな素人役者-のはずだったのに、幽霊役が本物の幽霊になってしまい…!?思わずジャスミン・ティーが飲みたくなる、人気シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • お茶と探偵シリーズ5作目。
    毒気が少ないのが最大の特徴で、美味しい紅茶と軽食がたくさん出てきます。
    紅茶が好きなので、のんびり読めました。

    アメリカ南部の古都チャールストンでティーショップを経営するセオドシア。
    今回は、歴史ある墓地で地元医師会の主催で行われたチャリティ・イベント「ゴースト・ウォーク」から始まります。
    幽霊に扮した素人も参加しているのですが、そこで事件が‥!

    恋人ジョリーのおじで医学博士のジャスパーのために、ケータリングに来ていたセオドシア。
    有能なティーブレンダーのドレイトンは、衣装を着けて将軍に扮していました。

    ブティックのオーナー、デレインは、新しい流行のピタピタ素材の洋服の搬入に熱中。デザイナーとの恋愛も進行中らしいが‥?
    セオドシアもいつものように洋服を買い足すことに。
    優秀なスタッフと上手くいっていて、次々に企画を立て、仕事を楽しんでいるセオドシア。
    気楽に読めますが~その分、波乱やスリルは少ないです。
    あ、殺人事件は起きているので、日常の謎っていうわけじゃないですが。
    恋人もいるのに恋愛の描写はほとんどなく、子供でも読める?
    そういう葛藤を読むのも面倒くさい~気分のときに読むのが最適なのかも。

    「ダージリンは死を招く」「フリーンティーは裏切らない」「アールグレイと消えた首飾り」「イングリッシュブレックファスト倶楽部」に続く作品です。
    11作目まで出ている様子。

  • シリーズ第5弾。
    安定のおもしろさ!

    チョコレートのお茶会、わたしも参加してみたい。

  • ローラ・チャイルズ「お茶と探偵シリーズ」の第5弾!
    物語の中心となるティーショップの描写が今回も素敵です!
    主人公の経営者としての一面も読みどころの一つ。
    働く女性としてのセオドシアの姿は刺激になります。
    一緒に働く、ティーブレンダーのドレイトンやキッチン担当のヘイリー、経理を頼んでいるミス・ディンプルも、その道のプロフェッショナルとして、お店を支えており、それぞれの力が結集されている感じがかっこいいです!

    ミステリ面でいうと「危険にさらされながら主人公が謎を追わなくてはならない」という部分の理由が少し弱いかな。
    かなり危険なのに誰もそばについててあげないというのも不自然に思えました。

    ◇おすすめポイント
     ・お店オリジナルのお茶会が素敵
     ・ヘイリーの作るメニューがおいしそう
     ・主人公の仕事への情熱

    ◇こんな方におすすめ!
     ・働く女性に刺激を受けたい
     ・お茶をゆっくり楽しむのが好き
     ・お店の経営に興味がある

  • B933.7-チヤ-5 300517828

  • お茶と探偵シリーズ第五弾。

    墓地で行われたチャリティーイベントの素人劇の最中に、恋人のジェリーの叔父さんが殺される。

    コージーミステリーにありがちな、謎解きよりも他の部分が盛りだくさん。
    どちらかというと、ティーショップのイベントやその準備の様子、商品の売り上げが気になってしまう。
    地元のテレビに出たり、狩りをやったり、ブティックの品評会の手伝いをしたり大忙し。

    最後は友人のブティック・オーナーに恋のライバルの様子を探りに行かされて、危険な目に遭うし。

    クリスマス用のギフトが順調に売れるといいんだけど。

  • 先を読んでしまってるから、ここでこんなにラブラブな二人がなんだか違和感。。。
    相変わらず美味しそう。
    チョコレートのお茶会参加したい。

  • 南部アメリカの素敵な街並み、美味しい紅茶やそれに合う食べ物、ミステリーながら、ほのぼの出来るシリーズ。今回は、主人公セオドシアの身に危険が!

  • イギリスの片田舎でティーショップを経営するセオドシアのミステリー小説。今回の被害者は恋人ジョリーの叔父さん。チャリティー企画のケータリングに来ていたセオドシアは叔父さんの死の現場に立ちあってしまったことと、ジョリーに頼まれたことから今回も事件の謎を解明するため尽力します。

    今回も、セオドシアと一緒にティーショップを切り盛りするドレイトンやヘイリーをはじめとして、個性的な仲間と一緒に謎解きに乗り出すセオドシア。でも、この恋人のジョリーって本当に彼女を大事に思っているのかしら?叔父さんを殺されて、犯人を許せないのはわかるけど、だからって恋人に謎解き頼む??人一人を既に殺しているんだから、危ないよね。
    手がかりになりそうなものは提供してくれるけど、弁護士業で忙しいのとその叔父さんの後始末で忙しいってことで一緒に調べるわけでもない。
    みんなにはうとまれているけど、調査を止める警部の方がよっぽどセオドシアの安全を考えている気がする。
    話としてはなかなか面白いし、イギリスの田舎の描写がよく、イギリスに行ってみたい気持ちになります。
    難点は、ミステリーなのに真犯人の情報がほとんどないこと。怪しい人がいて、でも最後にどんでん返し的に実は。。。って感じで出てくるのですが、この真犯人の情報がほとんどない。確かに調べているときに出ては来ているんだけど、動機はまったく説明されていない。私はなんとなく勘で毎回犯人がわかるのですが、論理で推理しようとしてもわからない人が多いのでは?

  • お茶と探偵シリーズ5作目。

  • 前作、前々作よりはミステリー。すっかり繁盛しているティーショップと、やはり美味しそうなレシピに涎が出そう!オススメはチョコレートなお茶会のメニューたち。ティーショップで働きたい……!

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