危ないダイエット合宿 (朝食のおいしいB&B 3) (RHブックス・プラス) (RHブックス+プラス マ 2-3 朝食のおいしいB&B 3)
- 武田ランダムハウスジャパン (2010年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270103456
感想・レビュー・書評
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朝食のおいしいB&Bシリーズ、3作目。
好感の持てるコージー・ミステリです。
ナタリーは風光明媚なクランベリー島で、インを経営しています。
インの離れに下宿している保安官代理のジョンとは、良い関係になっていました。
ダイエット合宿をする一行が滞在することになり、ナタリーは注文どおりの料理を出そうと張り切り、自分もついでにダイエットできるのではと期待。
ところが、一行を率いてきたハンサムなトレーナーは不審な死を遂げる。
そのパートナーの美女ヴァネッサは、ジョンと旧知の仲。
動揺するヴァネッサを慰めるジョンに、ナタリーの心は‥
若い頃にヴァネッサが島に滞在したときに、島の男たち何人ものハートをかき乱したらしい。
容疑のかかった島の男たちのためにも、インでの事件を新聞に書きたてられた汚名を晴らすためにも、ナタリーはいろいろ調べて回ることに。
仕事として部屋の掃除をするナタリーは、滞在客のさまざまな秘密を少しずつ掴むことにもなるのでした。
島の古い灯台はもう廃墟となっていますが、行方不明になった最後の灯台守の伝説がありました。
灯台の明かりを見たナタリーは、その歴史の一端を知る手がかりも発見‥?
ダイエット・メニューがけっこう美味しそうで、いいですね。
最後は急展開ですが、再読に耐える内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
可愛らしいなぁと思いながら読了。何か捻ったトリックを求めてミステリを読むほうではないので、こういう感じのミステリも大好きです。
このシリーズは最新刊のこれが初めてですが、問題なく読めました。
しかし、ミステリより何より、ご飯がおいしそうで堪らない。作中のレシピが巻末にあるのもいいなぁ。ブラウニーは作ってみたいなぁと思いつつ、自分ミント駄目なんですが…w
おもしろかったー。