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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784270104217
作品紹介・あらすじ
自分そっくりの娘に人生を乗っ取られていく女優、大金を拾ったことで身分違いの恋に落ちた泥棒、ガンディーに憑依された元官僚、村から盗まれた聖なる石を探す部族民、花嫁を迎えに米国からやって来た青年、そして息子の悪行のせいで政治生命が危うくなった被害者の父親…。容疑者一人一人の人生が紡いだ6つの物語。殺人へとつながる唯一の物語は果たしてどれなのか?『ぼくと1ルピーの神様』(映画化名「スラムドッグ$ミリオネア」)原作者の第2弾。
感想・レビュー・書評
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2017/5/24
URLはこちら http://cinema.pia.co.jp/title/170117/ 『2017年4月7日(金)公開』 : の映画「URLはこちら http://gaga.ne.jp/lion/ 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』 : 」を、TOHOシネマズ みゆき座 に見に行きました。
『映画「LION 25年目のただいま」を見る』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」
URLはこちら
⇒ https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/41683dafe8d7f3eeef57c4a4fd4c1785
実話を基にしたデヴ・パテル主演の人間ドラマ。迷子歴25年の男が、Google Earthで生まれ故郷を探す旅に出る。
2017年(第89回)のアカデミー賞において、作品賞、助演男優賞、助演女優賞、撮影賞、脚色賞、作曲賞の計6部門でノミネート。
→ URLはこちら http://amzn.to/2qVtXGt 『25年目の「ただいま」』 : 単行本
この映画を見る前に、本書と「ぼくと1ルピーの神様」を先に読んでおいてよかった。
インドの子供たち(大人も)の暮らしが、あまりにも日本と違う。
映画の最後に、今も年間8万人もの迷子の子供がいるとのクレジットが出ていましたが、
機知と勇気と幸運に恵まれた子供の話には、本当に驚きと感動です。
→ URLはこちら http://www.unicef.or.jp/lion/ 『日本ユニセフ協会 映画特設サイト』 :
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2013/5/19
上巻を読み終えて、下巻に突入!
話は、ますます面白くなる。
現代インドの殺人事件、被害者も容疑者6人もかなり波瀾万丈の人生を送っている。
中には、奇想天外とさえ言える人も!
複数の主役の話しを細切れに展開していくのではなく、
冒頭で全員が登場したあと、中盤はじっくりと個別の容疑者の人生が語られるので没頭して読むことができる。
そして、全員が絡んだ後半、殺人事件の真相が幾重にも絡んで、解き明かされていく。
とにかく面白かった。
ただ困るのは・・・、インドには怖くて 行く気にならないということ。(^^ゞ
主な舞台 → URLはこちら https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=204143245514971880587.0004dd0988b9cc5f59199&msa=0&ll=26.194877,84.638672&spn=58.325761,79.013672 『MyMap作成』 :
URLはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%B7%9E 『ウッタル・プラデーシュ州』 : 首都ラクナウ
◆ デリー (ニューデリー)
ニューデリー南部、マフラウリーにあるヴィッキー・ラーイの豪華なファームハウスに、人びとが集まり事件が起こる。
ニューデリーでの舞台の写真があります。 → URLはこちら http://blog.goo.ne.jp/cinemaasia/e/e538f79106448608d54be4d628c3b0d7 『インドの旅:ニューデリー(上)』 :
◆ ペイジの足跡
インディラ・ガンディー国際空港 → ニューデリー → US Embassy(アメリカ大使館) → ジャンムー・カシミールの首都シュリーナガル → インド側のカシミールからパキスタン側のカシミール → ムザッファラーバード(ムザファラバード) → ニューデリー → ロサンゼルス
◆ シャブナム・サクセーナー ムンバイ在住 → 故郷ウッタル・プラデーシュ州アーザムガル(アザンガル)のクルミトラへ → ニューデリー
◆ エケティのインゲタイ探し
アンダマン諸島 → コルカタ → チェンナイ ラージャスターン州 → ヴァーラーナシー( ワーラーナシー) → アラーハーバード → ジャイサルメール → ニューデリー
アラハバードの祭り 「URLはこちら http://www.transit.ne.jp/contents/travelog/transit_bird_2/_from_bird/ 『マーグ・メーラー』 : 」 〜 インドのヒジュラー暦でマーグの月に行われる祭り
シヴァリンガ 〜 ヒンドゥ教の神様 シヴァ → URLはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B4%E3%82%A1 『Wikipedia』 :
(インディージョーンズ「魔宮の伝説」に出てくる「シャンカラストーン」が、シヴァリンガ)
一人ずつでも映画の作品になりそうな濃い内容、訳者あとがきによると映画化の計画もあるらしい。
ヴィカース スワループの第3作も、期待しています。
◆ 登場人物で、一番心に残るのは やはりエケティだろう。
謝辞にも詳しく書かれている。
オンゲ族に関すること → Google検索結果 「URLはこちら https://www.google.co.jp/search?num=50&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&hl=ja&q=%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B2%E6%97%8F%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%AB%B8%E5%B3%B6&oq=%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B2%E6%97%8F%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%AB%B8%E5%B3%B6&gs_l=serp.3..0i8i30.288865.289865.0.291079.2.2.0.0.0.0.128.251.0j2.2.0...0.0...1c..14.serp.iBPzjWuQlO4 『オンゲ族 アンダマン諸島』 : 」
アンダマン諸島 → URLはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%AB%B8%E5%B3%B6 『Wikipedia』 :
・ マドゥシュリー・ムケルジー著「裸の人びとの国−石器時代に暮らす島民との出会い」
Madhusree Mukerjee 『URLはこちら http://books.google.co.jp/books/about/The_Land_of_Naked_People.html?id=W45FAAAACAAJ&redir_esc=y 『The Land of Nacked Peaple: Encounters with Stone Age Islanders,Penguin India』 : 』 2003 未訳
・ アンダマン諸島の部族民について URLはこちら http://www.andaman.org/ 『Andaman Association, Lonely Islands - The Andamanese』 : 〜 ジョージ・ウェーバーのウェブサイト
参考 URLはこちら http://www.koredeindia.com/005-01.htm 『これでインディア 2005年1月』 :
2013/04/16 下巻 予約 4/23 借りる。5/6 読み始める。 5/19 読み終わる。
内容と目次は
内容 :
女優、泥棒、元官僚、部族民、米国からやってきた青年、そして被害者の父親…。
容疑者一人一人の人生が紡いだ6つの物語。殺人へとつながる唯一の物語は果たしてどれなのか?
現代インド社会の光と影を背景に描いたミステリ。
殺人現場で交差した、まったく異なる6人の人生。
なぜ、彼らは銃を手にしなければならなかったのか?
現代インドという舞台がもたらした奇跡と転落、そして殺人の動機とは。
軽妙洒脱なインド・ミステリ。
著者 :
インド生まれ。アラハバード大学で歴史学、心理学、哲学を学んだ後に外交官となる。
インドの外交官。
ニューデリーの外務省に勤務。トルコ、アメリカ、エチオピア、イギリスに赴任。
総領事として日本の大阪に赴任。著書に「ぼくと1ルピーの神様」がある。 -
オムニバスな感じが伊坂幸太朗に似ていました。伊坂幸太朗に政治色をちょっと加えた形と表現すれば良いのか。もちろんユーモアたっぷりではあるけど、厳しい現実が垣間見え、勉強になりました。
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出来の良い六つの短編読んで、そこから緻密に構成された最終章読んだ感じです。
ヴィカス・スワラップの作品





