自然農という生き方―いのちの道を、たんたんと (ゆっくりノートブック)

  • 大月書店
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本棚登録 : 73
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272320387

作品紹介・あらすじ

耕さない、農薬も肥料も動力機械も使わない田畑でいのちを豊かにめぐる。

感想・レビュー・書評

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  • 農薬を使わないとか有機野菜を作っている農家のお話かと思って手に取ったが、内容は農業の仕方・営み方の話でなく精神的メッセージが多数。川口さんが営む自然農はより原初に立ち返るような営みで、自然農というありかた自体が目から鱗。そこから学び取ったもの、体感を言葉にするとこうも広大な世界観を得るのかとまた目から鱗。
    対談形式だけれど聞き手と若干やり取りに食い違いがあるように感じる。自然に逆らわない、足るを知り、宇宙の流れの中で命の道というものを歩んでいこうとする川口氏と社会問題の解決策として農に注目している辻氏とでは、視座に違いがあるように感じる。
    人間のあるべき姿とは?本当の生きる、とは?
    己の在り方に疑問を持ち始め、そこから農業へと通じていく人は多いと思うのだが、
    印象的で少し安堵したのは、農業に向く人向かない人がいるということで、万人に自然農を推す意図が川口さんにはないということ。それぞれがそれぞれのやり方で、人の道、命の道を踏み外さずに生き、生きることの強さを一人ひとりが培うことが大切であると云ってくれたこと。

    余談だがこれを読んで漢方にも興味が出てきた。

  • 単なる農業や食物の育て方について書かれた本ではない。生き方であり、自然との向き合いかたであり、思想であり哲学であるような内容。図書館でまた借りて、読了したい。

  • この人を教祖と崇める人たちの気持ちも何となく分かる気がします。

    福岡正信、藤井平司に対する評が面白かったです。

  • 足るを知る
    何をするかより何をしないか

  • マーマーマガジン

  • 自然農を実践している人との出会いをキッカケに読んだ本。
    スローフード、スローライフから感じていたイメージを大きく裏切られ(というより無知だっただけですが)自然農の本というよりは、自然農的な生き方を学べる本であった。
    不安が多いように感じる現代社会において、自然と共に生き、足るを知るというコトを再び学ぶことが出来た。
    ある意味で全ての人が「答えを生きている」時代にあるのだと悟れた。
    川口さんは仏教の縁起の思想を説いているともいえます。
    始まりもなく終わりもない生を「生かされていきたい」と思いました。
    素晴らしい一冊です。

  • 足るを知る!

    道を外してはならない。

    すべての生き物、命はつながっていて、益虫害虫もない。耕すことで、堆肥を入れることでその場所の生命をこわしている。

    自然のままでよい。種蒔いて植物が自分で大きくなるまで手助けしてやればあとはたくましく育っていく。

  • 自然農=耕さない、肥料を使わない、除草しない

    自然の循環に沿った生き方、農業が大事。
    耕した土壌、除草した土壌は、乾燥しやすく、水分がないためやせた土地になりやすい。一方、雑草が生えたままの土壌は、水分が多く含まれていて、やわらかい土壌である。
    こういった自然のあり方を活かして農業をする。
    納得があって面白かった。

    いのちは、生かし合い、殺し合いで成り立っていることが自然農からわかり、大事なのは人としての「あり方」だと言っていた。単なる技術ではなく、哲学のようです。自然農から人の道はこうあったほうがいいよねという内容でした。

    メモ
    赤目自然農塾

  • 2011年8月17日読了。

    川口さんの思いの強さ、迫力に圧倒された。いのちの基本を見つめなおし、生き方を考えるヒントになる。

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