ビッグイシュー 突破する人びと 社会的企業としての挑戦

  • 大月書店 (2007年6月20日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784272330492

感想・レビュー・書評

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  • ビッグイシュー日本版の立ち上げからのノンフィクション。ホームレス問題に立ち向かう社会的意義のある事業の始まりや熱量が伝わる他、関わる販売員さん(ホームレス)、スタッフや関係者それぞれの視点から「働くとは何か」についても考えさせられる良書だと思う。

  • ふむ

  • 思索

  • ビッグイシューの創刊のころのお話と、ホームレスの問題。
    やる気がないから、とかいってる場合じゃないんだよね、これからの社会は
    自己責任で国が豊かになるならそれでいいけど今はそんな時代じゃない
    つまらないことを言ってる暇があったら手を貸して、みんなで浮かびましょうよ

  • 社会的な啓発や社会起業をしたいと思っても、きっかけづくりから始めて、いろんな人を巻き込んで、次々と浮かぶ問題を解決して提案を継続して、それで…それで…って考え始めると「とても自分はできない」と考えてしまう。それをやっちゃった人たちの話。私自身ビッグイシュー好きだし、創刊当時から地味に応援してきた。その舞台裏を知ることができ、少し興奮した。貧困はなくならないかもしれないが、その代わりに、支える仕組みや向き合ってくれる人を増やしていって、弱者を突き放さない社会になればいいと思った。

  • 012064.

  • (「BOOK」データベースより)
    『ビッグイシュー』をホームレスから買う。それはチャリティーではありません、ビジネスです。販売員は希望を手にし、あなたは新しい働き方と生き方を知るのです。数人の市民によってつくられた、日本初のストリート雑誌『ビッグイシュー日本版』。創業者、若者、ホームレス、そして読者の、働き方と生き方をめぐる物語。

  • ビッグイシューという企業のドキュメンタリー作品。文量が多くないので、一日で読める。ホームレス支援という独自のビジネスを展開するビッグイシューの実像が分かる作品。

  • 生きる力、失望から這い上がる力を与えてくれる 昔新宿のお客さんにいってる時にこの雑誌を買っていたら僕の人生変わっていたかもしれない
    作る側、売る側の思いがこれほどのものだとは知らなかった 恥ずかしいよ まずは読んでみる

  • ビッグ・イシューが気に入ったので読んだ。
    07年発行とのことなので、いまの財務状況とか読者層とか気になった。
    ビジネスと社会貢献の狭間で悩んでるところ‐事務所スタッフが販売員にどこまでしていいのか‐に社会的企業としてバランスを取ることの難しさを感じた。
    社会のエッジを書き出すその姿勢が、好きだ。
    できればビッグイシューを買い続けたいとこの本は思わせてくれた。

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