風かたか 「標的の島」撮影記

著者 :
  • 大月書店
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本棚登録 : 9
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272330904

感想・レビュー・書評

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  • 悲しい。

    ダンプカーやヘリコプターに素手で立ち向かっている。
    体制に情で訴えている。

    心無い人には、それでは通じない、のではないか。

    悲しい。

    裁判所も行政も警察も自衛隊も政治の言いなり。
    怖いことだ。
    裁判官の存在意義がないのではないか、とまで考えてしまう。

    当たり前のことが当たり前に通らない日本、安倍政治。

    その安倍政権を作っている日本人。

    弾圧の行き着く先は、デモを経由してテロになる、狩猟民族ならば。
    農耕民族である日本ではどうなるのか。

    政治が自分たちに都合のいいルールを後付けで作り、その土俵で反対運動をすることが如何に困難か。
    裁判所が機能していなければ、どうすればよいのか。

    世論に訴えるくらいしか思い浮かばない。
    良くも悪くも付和雷同気質があるのだから。

    特に選挙期間中などに、内地のメディア利用や世論喚起に注力したほうがよいのではないか。
    例えば、選挙期間中、安倍氏や菅氏の地元で安倍政権が行っていることを映像として流しまくる、とか。

    菅氏の地盤の神奈川なら、多少は響くかもしれないし、活動が注目されればノンポリのメディアにも取り上げられるでしょう。

    本の感想になってないな(-_-;)
    この本を読んで、上記のようなことを考えた、ということで。

    払ってもいい金額:1500円

  • *映画の感想も含めて
    〈「標的の島 風かたか」上映&三上智恵監督トーク〉に参加してきました。(11月11日、堺市)

    2016年6月19日の「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し海兵隊の撤退を求める県民大会」、ステージで「童神」を歌う古謝美佐子の姿から映画が始まります。観る前に読んだ〈風かたか 「標的の島」撮影記〉(三上監督著)に書かれた言葉と一緒に、1時間58分あつい思いがこみ上げて涙が溢れてきました。ヒロジさん、文子おばあ、宮古島「ていだぬふぁ」の女性のみなさん等々、たくさんの主人公の人たちの生の声が響いてくる感じでした。沖縄の置かれている現状と、この国がやろうとしている企みのことも…。

    映画の後の三上監督のトーク、この映画で伝えたいこと・知って欲しいことや製作過程のエピソード等を途切れることなくあつく話され(とても聞きやすい声でした)、1時間では足りなかったです。

    辺野古基地建設は普天間基地の代替施設ではない・ベトナム戦争時から検討されてきた出撃の拠点として計画されていること、エア・シー・バトル構想・戦闘状態になれば米軍は退却し自衛隊が前面に立たされ基地のある南西諸島自身が攻撃の対象になること等、現行計画の恐ろしさや高江や辺野古をはじめ反対運動に対して不当に弾圧していること等の事実を知らないといけないし、伝えないといけないと改めて思います。また、沖縄本島の先(石垣島や宮古島等)の南西諸島に暮らす人たちの生活にも目を向けていくことが大事だなと思いました。また、運動とは何かを問われたように思いました。

    三上監督が「日本国民自身が問われている。日本は大丈夫ですか」と投げかけた言葉をしっかり考えないといけないですね。監督は次の製作にも入っているとのこと、次回作も期待しています。

    「歌や踊りの文化でつながること」をはじめ、地域の力が大事ですね。これからも地に足をつけてがんばりたいと思います。映画も本もお勧めです(*^^)v。

    映画公式サイト
    http://hyotekinoshima.com/

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著者プロフィール

ジャーナリスト、映画監督。元琉球朝日放送(QAB)アナウンサー。毎日放送をへて95年のQAB開局からキャスターを務める。2012年の監督作品「標的の村」が反響を呼び、劇場映画として公開。キネマ旬報文化映画部門1位、高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭監督協会賞・市民賞など17の賞を獲得。2014年にQABを退職、新作「戦場ぬ止み」を今年7月に公開予定。

「2015年 『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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