右派はなぜ家族に介入したがるのか : 憲法24条と9条

  • 大月書店
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272350438

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「右派はなぜ家族に介入したがるのか」というタイトルは魅力的ではあるが、その趣旨が本書全体で一貫されているわけではなく、どちらかというと右派に対抗するためにいかに憲法24条(および9条)が大切かを論じている章が大半。このテーマを直接扱っているのは第1章になるが、それも右派が何を論じておりそれのどこが「間違っている」かの紹介が主となっている。本書は「護憲派」を読者として想定しているようなのでこの内容でもいいのかもしれないが。
    そんな中で第4章は非常に興味深かった。憲法学の知見から、24条が自由権規定と社会権規定をつなぐ位置に置かれていることの意味を、日本国憲法の草案から辿って考察されており、最も説得的で刺激的な章であった。

  • 【2018年度「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
    清末 愛砂 先生の推薦図書です。

    <推薦理由>
    日本国憲法の中で最も知られている条文は戦争の放棄や戦力の不保持を規定する9条でしょう。しかし、家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等を規定している24条の存在を知っている人はそれほどいません。実のところ、わたしたちの日常生活にとって最も身近な憲法上の条文の一つは
    24条です。24条とは何か、私たちの生活とどうかかわるのか、ということを考えてみませんか。

    図書館の所蔵状況はこちらから確認できます!
    http://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00361193

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

大阪電気通信大学教授。『憲法24条+9条 なぜ男女平等がねらわれるのか』(かもがわブックレット、2005年)。

「2018年 『右派はなぜ家族に介入したがるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中里見博の作品

ツイートする