- 大月書店 (2023年10月23日発売)
本棚登録 : 55人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784272350605
作品紹介・あらすじ
男女平等をうたいながら、性差別的な言葉や行為に満ちた学校空間。差別と抑圧を超え、自己を解放する力をもたらすために教育に何ができるのか? 性差別の再生産を止め、既存の権力関係に変化をもたらそうとする新しいフェミニズム教育論!
[目次]
序章
第1章 フェミニズムとフェミニズム教育
1 権力をめぐるフェミニズムの考え方
2 構造としての権力関係への対応の仕方
3 女性学の誕生とその教育実践
4 フェミニズト・ペダゴジーによる権力関係への対応と失敗
5 権力関係の構造を変えるには
第2章 ポストフェミニズムにおける女性の主体性
1 頭のなかの得体のしれない力
2 ポストフェミニズム
3 ポストフェミニズムと新自由主義の共鳴
4 ポストフェミニズムの主体性
5 「作者とは何か」
第3章 学校教育のなかの二重基準と二重意識
1 学校がもたらす二重基準
2 二重基準への対応
3 W・E・B・デュボイスの論じた黒人の「二重意識」
4 学校現場の女性たちの二重意識
5 ハラスメントの構造――二重基準のあらわれ、そして二重意識を生み出すもの
6 バックラッシュと性差別――変化への抵抗
7 どちらの自己を養うのか
第4章 性差別はそこにあるのに、私たちはみんな見えなくさせられている
1 男子は落ちこぼれていない
2 リベラル・フェミニズムの教育研究
3 「男とか女とかことさら取り立てない」という学校文化
4 フェミニズムの意識を持つ教師
5 女子生徒たちの「抵抗」とポストフェミニズムとのつながり
第5章 困難な「セーフ・スペース」づくり
1 意識化
2 「習慣」の力
3 セーフ・スペース
4 権力が聞きたいことを繰り返す
5 女の語りは疑われる
第6章 情動のフェミニズム教育
1 身体を通じたコミュニケーション
2 エロスと情動
3 情動が伝わる教室環境
4 予測不可能なことを教室にもたらす情動
5 情動のコミュニケーションを習慣化する
終章
感想・レビュー・書評
-
現在のネットで見るようなフェミニズムの主流派をよく表現している本だと思う。
-
私の理解力の問題なのか、
認識の齟齬からなのか、
「男女平等」というものへの理解を
促進しているようで難解にしている気がする。
男女平等ってそういうことなのか。
そんなに女性は「私が悪い」と自責しているのか。
じゃあ、どうすることが良いのか。
教育者たちも、よっぽどでない限り
学校内の男女平等の矛盾は認知した上で、
男女平等に向き合っていると思うのだが。
もちろん、教師のふるまいや言動が
教室内で大きな影響を与えていることに
自覚的でなければならないことには
大きく同意するし、
教育者のもがきや苦しみこそが
「セーフ・スペース」を作り得ることは
よく分かった。 -
出版社(大月書店)・試し読み
http://www.otsukishoten.co.jp/author/a271709.html -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067874

http://www.jera.jp/202...
http://www.jera.jp/20240321/