統合失調症とのつきあい方 闘わないことのすすめ

  • 大月書店 (2007年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784272360581

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    『統合失調症は「不治の病」という印象を与えてきましたが、適切な環境の整備や人間的関わりによって回復します。又、症状や障害は状況によって大いに改善します。幻聴も赤子が泣くのと同じで、これと闘っても勝ち目はありません。さらに統合失調症や生活習慣病は当事者参加型疾病です。当事者や家族、支援者がこの病気について正しく理解できることを目的にしています。』(「Amazon」サイトより)

    『統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ』
    著者:蟻塚 亮二
    出版社 ‏: ‎大月書店
    単行本 ‏: ‎203ページ
    発売日 ‏: ‎2007/6/1

  • 蟻塚先生は、日本政府がいかに「生産性のない」人間に対して冷淡であるか、いかに「人権」を軽視しているかを強く批判していて、メンタルヘルスへのスティグマは国主導で植え付けてきたんだな、、そりゃ根深いわ、、と悲しくなりました。一刻も早く是正したい
    しかし蟻塚先生、アドバイスは具体的で説得力があるし、積極的に「巻き込まれる」姿勢も信頼できるし、きっと患者に対しても嘘をついたりオブラートに包むとかしないんだろうな、と医師として好感を抱きました。わたしが医療者なら弟子入りしたい

  • 統合失調症とはなにか、またどのように病から立ち直るかを主題に据えつつも、人間の心とは何かという学術的な内容までカバーしてある。単純なハウツー本だろうとたかをくくっていたが、なかなかいい掘り出し物に出会えた。

  • 第2章の統合失調症からの回復が特によかった。

  • 蟻塚さんおもしろい。

  • うつを体験した精神科医による著書。
    闘わない=あきらめるということではない。
    ちょっと専門的な部分もありますが、参考にはなる。
    投薬の継続は未だ解明されていない部分であり、再発防止にはやはり重要。
    どの本も一貫してここは同じ・・・
    どれだけ周りに信頼できる人がいるか、環境が大事かがわかる。でもこれって病気じゃなくても必要なこと。結局紙一重ってこと。

  • 不安が症状として出現してくること。症状と闘うことは自分自身と闘うこと、症状は無視するのがいいことなど専門医ならではのアドバイスが参考になります。図書館予約数は0(07/08/04現在)です。

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著者プロフィール

蟻塚亮二(アリツカリョウジ)
1947年福井県生まれ。精神科医。72年、弘前大学医学部卒業。85年から97年まで、青森県弘前市の藤代健生病院院長を務めた後、2004年から13年まで沖縄県那覇市の沖縄協同病院などに勤務。13年から福島県相馬市の「メンタルクリニックなごみ」院長を務める。著書に『うつ病を体験した精神科医の処方せん』(大月書店 2005)、『統合失調症とのつきあい方』(大月書店 2007)、『沖縄戦と心の傷 トラウマ診療の現場から』(大月書店 2014)、『戦争とこころ』(沖縄タイムス 2017年 分担執筆)、『戦争と文化的トラウマ』(日本評論社 2023年 分担執筆)、『悲しむことは生きること 原発事故とPTSD』(風媒社 2023)など

「2025年 『戦争トラウマを生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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