子どもの生きづらさと親子関係 アダルト・チルドレンの視点から (子育てと健康シリーズ 15)

  • 大月書店 (2001年6月8日発売)
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本 ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784272403158

感想・レビュー・書評

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  • 少年事件、家庭内暴力、ひきこもり、不登校……子供の感じる生きづらさは親の「愛情という名の支配」にあり!
    アダルトチルドレンが世間様に対して言いたい事を代弁してくれているような1冊です。

  • 20年以上前の本なので少し内容が古いところもあるけれど、逆に20年前からこんな考え方があったのだと驚いた一冊です。
    親は子どもに対して産んでやった、育ててやったなんてよく言うけれど、親という座(世間的なポジション)を得た、自分が管理し支配できる存在を得たなど、親の側がたくさんのものを子どもから得ているのだ。親は子供に現在を背負っている。……といったニュアンスの文章に、なるほど確かにと思いました。

  • 「アダルトチルドレン」や「毒親」という言葉についての違和感がやっとスッキリした気がした。本人がそれらを名乗ることへの違和感、「辛いのはお前だけじゃない」という世間からの圧力、「親のせいにする」という言葉の解釈の仕方にヒントをもらった気がする。

  • 機能不全家族の中の子どもに焦点を当てた一冊。

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著者プロフィール

信田 さよ子(のぶた・さよこ):1946年、岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了。著作に『母が重くてたまらない』『家族と国家は共謀する』『暴力とアディクション』など多数。

「2025年 『なぜ人は自分を責めてしまうのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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