本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784272406623
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「わたしがココロを動かされるのは そこにきっと おじいちゃんのタマシイのエネルギーがはたらいているからだ。」
エネルギーから物質が生まれたのだとしたら、死ぬことは物質から自由になって、エネルギーに帰ることなのかもしれない。そこにわたしたちのほんとうのふるさとがあるのかもしれない。死について、深く考えました。 -
文・谷川俊太郎、絵・かるべめぐみ。
小学生が対象であるが、そこはやはり谷川俊太郎なので、もう少し上の学年でも、いや大人でも死とはどういうことなのかを考えるきっかけになると思う。 -
29年度 5-1
5分 -
死んだ後にまで、まだ、存在していたいの?
私たちは存在しているから、全くの無の状態を想像することができない。「存在しない」ことをうまく飲み込めないから、死んだ後に行く場所があって欲しくて、色々と考えられてきたのかな。
存在しなくなった後の事なんて、何も心配することないのに、きっと。天国も煉獄も極楽も地獄も、なんの冗談だ。
死んだ後に行く場所があって欲しいという気持ちも、いつかわかるようになるのかな。 -
一般によく言われていることへの懐疑がよい。結論に「エネルギー」という言葉を使うことが、物理をやっている人間としては、ちょっと違和感があった。
-
誰も知らない死んだ後の世界に拡がる未知故の可能性。
良い本だと思う。対象とする子供が後半の意味を掴めて、心に留めることが出来たら凄く立派に成長するんじゃないかなと勝手に予測。
そして個人的にやっぱり谷川俊太郎さんから出る言葉が好き。 -
しんみりと読み入ってしまった。
子どもといっしょに読みたい本。
著者プロフィール
谷川俊太郎の作品





