自然と生きもののねだん (いくらかな?社会がみえるねだんのはなし 1)

  • 大月書店 (2017年6月21日発売)
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本 ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784272409617

感想・レビュー・書評

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  • ハツカネズミ200円、実験用マウス2万円。水道水コップ1杯0.05円、ペットボトルの水になるとその2000倍。ヒノキ1本1万7600円、野生の昆虫の働きを賃金に換算するとなんと…!

    なんでこんなに高いの?と思うものも理由を知れば納得です。動物の章だけでも、数百円のチケット代を払うだけで数多の動物が見られる動物園の有難さが身に沁みます。また、ニュースで度々目にする動物による農作物への被害がどれだけ深刻か、衝撃的な被害額をまえに閉口します。
    可愛いイラスト満載ですが、説明文をはじめ資料としてはしっかり書かれているので対象は中学生以上だと思います。
    値段を知ると社会の仕組みも見えくる。興味深い内容でした。

  • 全てに値段がつく世界がこわい。

  • かつて恐竜が絶滅したように、今人間の手によっていろんな生き物や植物が絶滅の危機に瀕しているんだと思った。普段生き物の命やはたらきに値段をつけることはないけれど、こうやって教えてくれることで価値がよく分かる。

  • 自然といきもの、いくらかな?高いものには高いなりの理由があります。

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著者プロフィール

翻訳家、科学読物作家。科学読物研究会会員。主な著書『くらべてわかる世界地図 全8巻』『日本は世界で何番目? 全5巻』(編・大月書店)

「2021年 『人権と自然をまもる法ときまり(全4巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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