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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784272411962
感想・レビュー・書評
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主体的・対話的で深い学びが求められているのは何故かについて、深く考えさせられる一冊。個々の文脈に依存した子どもたちが、教室という公共圏の中で対話し、響き合い、徐々に学ぶことの意味、生きることの意味を獲得していく様は見事である。
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協働学習に取り組んだ著者の授業の1年間の展開の記録。多様な声が響きあう教室を微細に描き出した文学作品のような授業記録です。OPAC → http://t.co/beA5PEoNRp
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いいことしか書いてない。めちゃくちゃおもしろかった。
鷲田清一さんが推薦していることからもわかりますが、鷲田さんにめちゃくちゃ書かれていることのテイストが似ています。
ひととかかわるなかで発生してくる楽しさとか心地よさとかいうものを、教育という場面において考えてみる、そんな本。
ときどきむずかしい内容になることもありましたが、だいたいがあったかい内容でした。
まわりの人間と言葉を交わすこと、みんなでみんなのことを聴きあうことはやっぱり大切やなあと、改めて思わされた。
何回も読みたい本です。 -
対話型の授業への注目が集まっている。
でも、高校の社会科でどうやったらいいの?という声をよく耳にする。
本書は、佐藤学氏の学びの共同体を勉強して、それを高校の現場に生かそうとしている。
読みやすいので、授業の仕方のヒントを得るにはいい本だと思った。