リキッド・モダニティ―液状化する社会

  • 大月書店
3.51
  • (6)
  • (18)
  • (24)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 223
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272430574

作品紹介・あらすじ

重く堅固な、「ハードウェア」型近代から、軽く柔らかな、「ソフトウェア」をキーワードとする時代へ。ゆたかなイメージを示しながら、著者は、「いま」という時代がどこへむかって流れてゆこうとしているのかを描きだす。現代のもっとも創造的な思想家による、はげしく変転する社会・政治生活条件についての才気あふれる分析。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 難しかった…でもこれを読んだことでいろんな理論がめっちゃくちゃわかりやすくなった気がする!頑張って読んでよかった

  • 新自由主義の台頭、グローバル資本主義、ハードウェア社会からソフトウェア社会へ

  • バウマンの本は、いろいろ読んでみたけど。
    社会学の本って、いつ読んでも、だから何なんだ?というカンジになるなー。

  • とっても読みやすかった。皮肉がきいてておもしろい。

  •  産業革命以来の近代を固体的(ソリッド)な近代と呼ぶ。それに対し現代を流動的(リキッド)な段階とする。個人や時間・空間、仕事、共同体…明確な枠組みが存在した固体的近代に対し、現代ではそれらが流動的になり未来への展望が薄くなる。
     リキッドモダニティーに変化した現代社会が、時間・空間、仕事、共同体のそれぞれの視点においてどのような影響を人々に及ぼしたかを明らかにする書物。
     「われわれの生きる近代は、同じ近代でも個人、私中心の近代であり、範型と形式をつくる重い任務は個人の双肩にかかり、つくるのに失敗した場合も、責任は個人だけに帰せられる。そして、いま、相互依存の範型と形成期が溶解される順番を迎えている。」
     新しいコミュニティーの創出によって「私」の「公」侵略を防ぎ、両者のバランスの取れた社会をどう形成していくか?

  • 人生で一番真剣に向き合っており、最も感化されている本。

    社会や共同体にソリッドな範型(例えば、学歴社会、身分社会、ムラ社会)が存在していた時代には安定があったが自由はなかった。他方、社会から画一化されたライフコースやライフスタイルがなくなり流動化した現代では安定はなくなったが自由となった。自由であることは孤独であることを意味する。
    本書は、流動化する現代の構成する生の諸相、つまり個人、空間/自由、労働、共同体に関して知見と弁別の枠組みを与えてくれる。

    特に、自分の立脚点に一貫性を持つことができない状態、絶えず空隙を探す状態をイス取りゲームに喩えた表現はいいえて妙である。

  • 分類=社会。01年6月。

全10件中 1 - 10件を表示

ジークムント・バウマンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ミシェル・フーコ...
アンソニー・ギデ...
有効な右矢印 無効な右矢印

リキッド・モダニティ―液状化する社会を本棚に登録しているひと

ツイートする
×