読んで旅する海外文学 24の国と地域の旅行記×77冊の読書ノート
- 大月書店 (2023年5月25日発売)


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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784272612451
作品紹介・あらすじ
海外旅行好きであり大学生協職員として多数の本に触れてきた著者の、10年以上にわたる旅行記と訪れた国にまつわる本を紹介するブックガイド。文芸、エッセイ、レシピ本など、70タイトル以上を掲載。金原瑞人氏との対談も収録。
[目次]
1章 世界一周読書旅行 ―読書旅行の計画を立ててみよう
2章 旅行記と本の紹介
韓国、台湾、中国、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、アラブ首長国連邦、エジプト、トルコ、ロシア、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストリア、チェコ、フランス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア
3章 対談(重松理恵×金原瑞人)
海外文学を読む楽しみと、翻訳ウラ(?)事情
付録 ・その他の国の本のレビュー
・2章紹介したすべての本のブックリスト
感想・レビュー・書評
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24の国と地域の旅行記×77冊の読書ノート。
著者の重松さんは、内向的で気弱な性格から海外への興味を人一倍持ちながら旅立てず。
海外経験はあるもののオーストラリアのワーキングホリデー中に英語に挫折し、世界一周をあきらめます。
しかし、読書での世界一周というアイデアが沸き起こったそうです。
そんな考えから生まれたのが本書で紹介する読書での世界一周旅行だそうです。
今回の世界一周読書旅行で重松さんが最もこだわった点はすぐに思い浮かぶ有名な文豪の古典名作は参考までに読むことはあっても、できるだけ選ばなかったこと。
また、小説だけに限定せず、ノンフィクション、旅行記、エッセイなど、様々なジャンルのものも含め、よりその国を好きになれるものを探し続けたこと。
ルールとしては各国3冊ずつ選ぶ。
(韓国だけ4冊)
まずは、アジア、韓国から出発です!
どんな本が紹介されているかというと。
(ハ・ワン著)
『あやうく一生懸命生きるところだった』
(キム・ハナ+ハン・ソヌ著)
『女ふたり、暮らしています』
両方とも読んでみたいと思いました。
そして
(チュ・ウニョン著)
『ショウコの微笑』
(ユ・ミンジュ著)
『宮廷女官チャングムの誓い』
次は台湾。
本とは別ですが台湾料理美味しそうですね。食べてみたいと思いました。
そして
中国、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポールと続いていきます。
レシピ本や、ミステリーなどもあり私は付箋を15枚ほど貼りました。
既読本は『僕の狂ったフェミ彼女』『シブヤで目覚めて』『セーヌ川の書店主』『赤毛のアン』の4冊のみでした。
巻末には著者の重松理恵さんと金原瑞人さんの対談もあります。
まだ、紹介された本は1冊も読んでいませんが、海外旅行に行った気分にはなれました。
重松さんが一番お好きな国はトルコで二番目はイタリアだそうです。
トルコでは(オルハン・パムク著)の『雪』を紹介されています。私もずいぶん前から積んでいる本でいつか読みたいと思って何度も読もうとして最初の数ページで挫折している本です。でも、もしかして何度読んでも読めないからブックオフに持っていったかも?ともし、持っていっていたら凄く悔しいです!!!あとで、探してみます。 -
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女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > 重松理恵・著『読んで旅する海外文学:24か国の旅行記×77冊の読書ノート』 投稿◆重松理恵(大...女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > 重松理恵・著『読んで旅する海外文学:24か国の旅行記×77冊の読書ノート』 投稿◆重松理恵(大学生協事業連合 書籍商品課) | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network
https://wan.or.jp/article/show/107422023/07/24
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読書で世界1周…頑張って読んでみたい気になりました。各国いろいろな物語があって色んな視点や価値観を考えられふのかなと思いました。色んな本のレビューですが十分世界のことを知るきっかけにはなりました。紹介している本を読破して自分も妄想で世界1周したいですw
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読むと旅行に行きたくなります。
おすすめの本を読んで、事前準備をして旅行に行きたいです。
カンボジアのアンコールワット、べたですが、イタリアにもやはり行きたいです。 -
読書エッセイ。書店で見かけて気になったもの。金原推薦コメント付き、だったし。着眼点がなかなか良くて、実際に旅した時のレポートを導入に、訪う前に読んどいた方が、より深くその国を楽しめる、っていう観点でチョイスされている。ジャンルも多岐に渡るし、興味深い。気になったのは下記。
ショウコの微笑 韓国
上海、かたつむり 中国
グローバリズム出づる処の〜 インド
ガザに地下鉄が走る日 UAE
悪徳小説家 ドイツ
穴の町 オーストラリア -
※電子ブックのみ
電子ブックへのリンク:https://jg8gn6xr5x.search.serialssolutions.com/?isbn=9784272612451
学外からのアクセス:https://login.ezoris-hokudai.idm.oclc.org/login?url=https://jg8gn6xr5x.search.serialssolutions.com/?isbn=9784272612451
上記リンクへアクセス→IDとPWを入力→「本文を閲覧する」をクリック -
引っ込み思案ってたしか書いてたのにめっちゃ海外旅行行ってるし、アグレッシブやん!って思ったけど引っ込みの反対はアグレッシブではないな。
p24
なんのために何浪もして、名門の芸大に行ったのかという現状から振り返った時の虚しさ。そして、韓国では多くの人が、会社を辞めて自分の店を持ちたいと言ってるけど、大体それはチキン屋さんだったりして、社会から自由になりたいはずなのに、自由になる発想がみんな同じってどういうことなんだろう。
p46
感情のコントロール法に関する質問に対しては、マイナスの感情は「精神のマッサージ」
p232
父が勤めていた会社の先見の明にな感服ですがらその存在を誰か知っているのかな
→父の会社が突然でてきた?どこに書いてる?
p238
チェコの別名「ボヘミアン」には「自由人」という意味がある -
大学生協職員の著者が紹介する海外文学ブックレビューです。著者自身の豊富な読書経験と実際に現地を訪れたリアルな旅行記が,さらに作品への興味関心を広げてくれるでしょう。世界一周読書旅行で新たな海外文学作品に出会ってみませんか?
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2023I085 019.9/Shi
配架書架:C3 -
019.9/シ
著者プロフィール
重松理恵の作品






たぶん、この本は、ハイジさんの好みの本だと思います(*^^*)。
ハイジさんも、本棚登録されてあましたよね。
ハ...
たぶん、この本は、ハイジさんの好みの本だと思います(*^^*)。
ハイジさんも、本棚登録されてあましたよね。
ハイジさんの、レビューも楽しみにしています。
私も、ハイジさんとおなじく、本棚登録されたときから気になってました!
めっちゃ面白そうです!本で世界旅行したい...
私も、ハイジさんとおなじく、本棚登録されたときから気になってました!
めっちゃ面白そうです!本で世界旅行したい。
世界でも随一の翻訳本点数を誇る日本ならではですよね。
でも、翻訳本て、独特の文体に慣れるのに時間がかかる場合が多いです。
波に乗ると日本の本とは違う読書体験ができるんですけどね。
ところで、『雪』は、探されましたか?
所在不明の本があるって積読本多い人あるあるかもですね。
私もこの本を読んだだけで、台湾料理が食べたくなりました。タピオカミルクティー、実はまだ飲んだことがないし…。
...
私もこの本を読んだだけで、台湾料理が食べたくなりました。タピオカミルクティー、実はまだ飲んだことがないし…。
(ごめんなさい、変な方向にいっちゃって)
翻訳本は、確かに文体に慣れるまでが大変ですね。
でも、この本は、読みやすい訳文のある本を結構、選んでくれているみたいですよ。たぶん、比較的だとは思いますが。
『雪』はまだ探していません。
『私の名は赤』まで、買ってあったのに、両方なかったらショックです。
今、ブックオフ通いしてるので、レシートを見た方が早いかも…。