基礎からわかるTCP/IPセキュリティ実験: Linux/Free BSD対応

著者 : 寺田真敏 萱島信

• オーム社 (2000年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

TCP/IPのセキュリティについて基礎から実践までを、図解とプログラムによる実験を用いて解説。ネットワークセキュリティについて実際に体感しながら、視覚的・感覚的に理解を深めることができます。基礎にあたる1、2章ではTCP/IPやセキュリティの用語解説・基礎知識について触れています。実践となる3章以降は、不正アクセス技術、リモート端末アクセスにおける脅威と対策、電子メールにおける脅威と対策、Webにおける脅威と対策-について解説しています。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年8月20日]

TCP/IPのシリーズの一冊として読むとよい。
「基礎からわかるTCP/IP　JAVAネットワークプログラミング」のような、このシリーズのプログラミングの本でプログラミングできるようになってから読むとよい。

セキュリティを設定だけで回避しようとしても、プログラムはその裏をかくことができる。
静的な設定だけで、問題解決するのは不十分かもしれない。

プログラミングできる人がセキュリティを担当すると、設定の妥当性を確認するプログラムが書けるかもしれない。

ネットワークの相互接続がインタネットであり，
つないだコンピュータを継ぎ目無く使う技術であることがわかっていれば、セキュリティは全く方向性が異なる技術であることがわかるかもしれない。
セキュリティはソフトウェアだけで保証するよりは、
さまざまな実験を行うことによって確実性を増して行く実験段階であることが分かるために、本書は役立つものと思う。

[ぺぷしさんの感想 · 2006年12月11日]

まだ読んでいない。