- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274067815
感想・レビュー・書評
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プログラミング というより 数学 として読むと面白い.
関数だけでここまでできるのか,と手続き型言語ばかりをやっていることで忘れ去られることに気づかせてくれる良い言語の良い本.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Haskell系の本ではいまのところ一番わかりやすいかも。表記が数学に則ってるのが素敵。
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発売当日に買って、一気読み。練習問題は面白そうなやつだけをピックアップしてチョロチョロ解いただけ。
日本は、プログラマという職業の評価が不当に低いことで有名な国だが、原因の一つはこういう良質な教科書が無かったことだと思う。つまり、大学できちんとプログラミングを教えてくれる人がいなくて、平均的なプログラマはそれほど高い技能を持っていないし、プログラミングを知らない人は誰にでもできることだと思っている。欧米じゃぁ、Programming Haskell を半期 20時間で読み終わるし、SICP を初年度から読むんだから、レベルが違うよなぁ。 -
訳者前書きに「この本の著者であるHutton氏は,本書を世に出すことで,Haskellは難しいというのは間違いであることを示してくれた.」とある通り,非常に分かり易い内容.Haskellの難所であるIOやMonadの説明は最低限に留め,Haskellでの関数型プログラミングをどう勧めるかを実例を通じて丁寧に説明している.
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図書館HP→電子ブックを読む
Maruzen eBook Library から利用
【リンク先】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000004686 -
本文中の記號と、キーボードでの入力が一致してゐないので、慣れるまでは少し大變。
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厚みなどから勝手にHaskell入門書のように考えていましたが、あとから思えばそんなことはぜんぜんなく(入門書であれば『すごいHaskellたのしく学ぼう!』ですね)。
手続き型言語に慣らされた人間でも比較的さらさらと読んでいけますが、遅延評価の結果発生する独特の利点と問題点(無限数列や畳み込み)の説明などにはパラダイムのちがいの意味深さを意識させられるところもあり、そうした発見や気づき、驚きを紹介する本として悪くないなと思います。 -
最初の一冊として非常にオススメ。
「A Gentle Introduction to Haskell」を読んでみたけど全然 gentle じゃなかった……と舌を巻いていた自分にとっては非常に良い入門書だった。
また、著者である山本和彦氏のブログは Haskell(ひいては関数型言語)の理解を深める上で非常に有用なエントリが多いので必見。 -
Haskellすげえ!となる本。
出てくるコードが全て異様なまでに短いくせに、かなり複雑なことまでやってのけるのが面白い。
注意点としては、サンプルコードは全てインタプリタ上で動くものであり、単体で実行可能なプログラムの作成方法は載っていないことだろうか。 -
分かりやすいし、練習問題の難易度も適切
読後もクイックリファレンスとしても重宝する
日本語のhaskell入門書では最高の出来