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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274068539
作品紹介・あらすじ
『Scheme手習い』の続編。前作の再帰に続き、継続と代入という概念を学ぶ。
感想・レビュー・書評
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2人の超一流プログラミング言語研究者、Friedman と Felleisen によって一般読者向けに書かれた Scheme 三部作のうちの 2作目、The Seasoned Schemer の邦訳。1作目の The Little Schemer (の前の版)を読んだのは大学時代だから、約20年ごしで続編を読了したことになる。このペースだとThe ReasonedSchemer を読むのは定年を迎える頃か…。
The Seasoned Schemer では、set! (つまり環境)とクロージャー、さらに継続が導入され、さらに奥深い、しかし単純なプログラミングの世界が展開する。例によって例のごとく、最終章では Scheme 自身で、この本の中で紹介されている全ての機能を持った Scheme 処理系を実装する。本自体は薄いし、内容も知っていることばかりだから、2、3日で読み終わるだろうと思っていたら、意外と手強くて、3週間ばかりかかってしまった。
出版は例によって例のごとく、関数型言語ブームを一手に担うオーム社。The Reasoned Schemer の翻訳も待ってるぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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